17世紀オランダ衰退の原因

16世紀半ばからの約100年、繁栄を謳歌したオランダだったが、
やがてその地位をイギリスに取って代わられる。
オランダ衰退の要因として、バーンスタインは以下の5つをあげている。

  1. 人口増加率が近隣大国に比べて低かった…西欧全土を巻き込んだ30年戦争(1618~30年)終結後、死亡率低下でさらに差が広がる。
  2. 国内産業、国際貿易での独占状態が経済発展の足かせに
  3. 特許制度はあったがほとんど利用されず、技術革新と無縁だった…製造業が育たず、貿易偏重の経済
  4. 低金利で国債を発行できたおかげで、政府が借金漬けになった
  5. オランダが七つの半自治の州のゆるやかな連合体だったこと…中央銀行や金融監督機関が発達せず、一般投資家が食い物に

オランダ衰退の流れをまとめると、
国際貿易で多額の資金獲得 → 国内に余剰資金 → 金利低下
→ 政府が借金漬け → 政府財政再建のため消費税引き上げ
→ 物価と賃金の上昇 → 国際競争力の低下
こんな感じかな。ふぅー、なんだか日本の将来が不安になってきた。。。