13年前を振り返り、あの頃は資産形成に適した投資信託が少なかったなぁ…、
今は良い時代になったものだ、としみじみと感じたのが昨日の話。
昔を今の何を比較しての話かというと、
たとえば個人型確定拠出年金(iDeCo)の投資信託のラインナップ。
昔だったら「これを買うしかないか」と消去法で選ぶしかなかったが、
今は「どれにしようか?」と悩むことができるほど選択肢が増えている。
手数料の綿から多くの人が選ぶであろうSBI証券と楽天証券の取扱商品を見てみると、
資産配分を考えず1本の投資信託に任せるなら、
- 大和-iFree 8資産バランス(SBI)
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(楽天)
を積立て続けるだけでいいだろう。
景気の動向に合わせて資産配分を変えていきたければ、
- DCニッセイや三井住友DCのインデックスファンド(SBI)
- たわらノーロードや三井住友DCのインデックスファンド(楽天)
を好みの割合で投資すればいいし、
尖った商品を選びたければ、SBIには「ひふみ年金」という選択肢もある。
ちなみにSBIで積み立てている妻の年金運用は、
- DCニッセイ外国株式インデックス
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
- ひふみ年金
の3つファンドで、4-4-2や4-3-3とサッカーのようにフォーメーションを自在に変更している。
世の中には玉石混合、星の数ほどの投資信託が存在しているが、
iDeCoの取扱商品はインデックスファンドを中心に数が絞られている。
だから昔の妻のように変な物に投資してしまうリスクが低いし、
のようなサイトを参考にすれば、
何を買えばいいのか分からない!と頭を抱えることもない。
そして今後もSBI証券と楽天証券を中心とした顧客獲得競争の恩恵で、
顧客本位の投資信託ラインナップが維持されることが期待できる。
そして運用で多少損をしても税制優遇がその穴埋めをしてくれるiDeCoは、
投資をはじめる際の第一の選択肢とも言えるだろう。
ここを入口に投資に関心を持つ人が増えてくれたら嬉しいなぁ。
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