山火事って防ごうと気合いを入れると、破滅的な大火災を招くものらしい。
小さな自然発火まで消火してしまうと、若い木が老木に取って代わる機会を奪い、
枯れた草木や落ち葉が地面に積もり、森林に膨大な量の可燃物が貯め込まれる。
そして、自然発火や落雷、タバコのポイ捨てをきっかけにとんでもない山火事に。
地震に強引に置き換えると、小さな地震まで人為的に抑制できたりしたら、
プレートにどんどん力が溜まっていって、とんでもなく巨大な地震が起きる感じ。
経済でもいろいろ規制をしすぎると、破滅的な不景気がやってくるのかも。
だとしたら、日本の失われた10年って、規制の多さが真の原因なんだろうか。
遠くない将来、中国がその答えを出してくれそうな気がする。
コメント
へえ~、山火事にそんな意味があったとは・・・。
でもそういえば、山口の秋吉台の山焼きも、あれは人為的ですが古い草木を焼き払って新しい植物の繁茂を助けているんですよね。
バブル当時の規制って、今ほど多かったんでしょうか?
経済に関しては、規制が多すぎても歪むでしょうが野放図にさせても今回の金融恐慌のようになる気が・・・。
ところで、山火事でふとスティーブ・ジョブズ氏の「死は古いものを取り除き、新しいもののための道を開いてくれる変革の担い手」という言葉も思い出しました。
記事の流れでいけば、死を恐れてそれから逃れようとするほど、心と身体に歪みが生じて、却って死が苦しく恐ろしいものになる・・・うーん、正しいような分からないような、ですね(汗
日本の規制の数の推移、みたいな資料が欲しかったのですが見当たりませんでした。
今回の金融恐慌、このまま落ち着いてしまうなら、なんかたいしたことないなぁ、日本の方が酷かったのかな?、なんて考えもあります。
最後の"死"の話はいいですね。徒然草に出てきそうな気がするので、後で調べてみます。