近年のマンション開発への疑問

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モリモトが負債総額1,615億円で民事再生法の適用を申請。とのこと。
いわゆる城南地区にたくさんマンションを建ててる会社ってイメージがある。
モリモトに限らず、ここ数年の新築マンションについて疑問に思ってることがある。

 価格や外観が、近隣とミスマッチでは?

地元の人間からすると、ここにこの価格のマンションはおかしいだろう?
なんでここに代官山や麻布クラスの外観の建物が?ということがよくある。

マンション開発と言えば、第一の見込み客は地元住民だったはず
利益を最大化するために、無理に高い価格をつけ、地元にソッポを向かれた。
うちから歩いて2分くらいのところにマンション建ったけどまるで売れず、
なんと先日、マンションの訪問販売がやってくるという珍事!!

一方、高い価格でもラクラク購入可能なお金持ちからすれば、
外観・内装は確かに高級仕様だけど、この周辺環境とのギャップじゃ目立ちすぎて、
近隣からは睨まれるわ、泥棒には狙われるわ、で良いことないんじゃない???
とやはり金持ち層にも買ってもらえない。

さらに不況がやってきて、新築マンション売れ残り続出。
街づくり」という不動産会社本来の理念を忘れて暴走した報いですな。

コメント

  1. レバレッジ君 より:

    私も少し前まで城南地区に住んでいたので、当社のことは知っていました。確かにこの会社グッドデザイン賞の受賞を売り物にしていた会社です。
    今年2月に上場したばかりだというのに監査法人が決算を承認しない事態となるとは何ともお気の毒です。
    もちろん、それだけ想像以上の環境悪化があったということだと思います。

  2. まろ@管理人 より:

    モリモトのマンションに限ってお話しすると、2年くらい前に、自由が丘~等々力のあたりに、低層マンションと高層マンションを1つずつ販売していたのですが、外装や内装からしてこの値段はないだろう、って印象を受けました。他社販売のマンションよりも利益の幅を大きく取ろうと狙っている印象でした。たしか未だに売れ残っているんじゃなかったかな。。。