グローバルソブリンオープンを代表とする毎月分配型ファンドに納得できない。
例として、全く同等の分配金を毎月払う場合と、年に1度払う場合を比較。
1年に1度分配金を支払うケースは、
毎月分配の場合なら分配してしまったお金を投資したまま収益を稼いでくれる。
特に債券の利回りで収益をあげているファンドの場合、投資中のお金を引き上げ、
投資家に分配しなければならないというのは、大きな損失だ。
※これに関連して「高配当銘柄ブームに異議あり!」の記事も参考にどうぞ。
次に、基本的なとこだけど、株の「配当落ち」に見られるように、
分配金の支払いと基準価格の値下がりがリンクしているってことを忘れずに。
日本人には「運用とは、貯金・預金をして利息を得ること」という意識が強いため、
毎月支払われる分配金と安定性に目を奪われてしまいがち。
為替リスクなどのリスクに目が向かなくなり、
さらには分配金の金額ばかりに目がいき、
リターンの決め手である信託報酬などコストに対しても鈍感に…
※コストが投資のリターンが決める!関連名著。(Amazonへリンク)
チャールズ・エリス「敗者のゲーム」
ジョン・ボーグル「インデックス・ファンドの時代」
毎月分配型ファンドをダメ出し

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コメント
トラックバックありがとうございました。
興味深い記事、続き(?)も楽しみにしています。
そういえば続き書いてないですね(笑)
割と内容が近い記事が多い気がするので、
そちらからも是非トラックバックしてくださいね。