口説く側ではなく、口説かれる側に

昨日に引き続き糸井重里さんの話をもうひとつ。
「どうやって人とつながっていったらいいんだろう?」
という問いかけに…

  • ぼくはね、自分からつながりにいくことが、本当にない人間なんですよ。
  • 何もしたくないくらい、ものぐさな人間なんですけど、それはちょっと…って手が出るときがある。そういうのだけ、つまんでるんです。つまり、口説く側ではなく、口説かれる側に最初にいて、っていう状況があると、つながりができちゃう。
  • 本当にやりたいときは、今度は口説く側に回るんです。口説く側に回ったときは自分の責任で動くんです。でも、そんなことなかなか出てこないんですよ。自分が口説いて、責任持って、最後まで見届けます、っていう仕事なんて、そんなにたくさんないんですよ。

糸井さんは有名人だから口説かれる側にいられる、って考え方もあるけど、
私は最近、なんか気持ち悪いなーとモヤモヤしてたことが、スッキリしたよ。

人とつながって、群がっていれば、何かできると思ってる人が増えてない?
Facebookの利用者が増えるにつれて、ジワジワと汚染が広がってるような。
日本人は群れるのが大好きな民族だから、危ない傾向だと思う。

「興味のあるものはこれ!」とはっきり打ち出して、追いかけてたら、
どこかで誰かが見ていてくれて、いつかきっと声をかけてくれる。
そういうときだけ、自分の存在価値を認識できて、何かができる。

たしかに、信じて待ち続けるのは、孤独で苦しいよ。
でも安易に、にぎわいの中に身をゆだねてしまうと、何もできない。
口説かれるくらいのつながり方じゃないと、居場所が見つからないんだ。

だから私は今までどおり、宇宙の片隅で静かにたたずんでいよう。
その代わり、誰かに見つけてもらえるように、がんばらないとね。