茶道

NO IMAGE 食文化と美食探訪

井上馨主催の茶会の茶懐石が絶品!?/高橋箒庵「東都茶会記」

高橋義雄(1861~1937)。明治・大正時代に三井グループで活躍した実業家。茶人・高橋箒庵(そうあん)としても知られており、茶道三昧の日々を送るなかで茶会の記録を綴り続けた。 時事新報で連載された茶会記は後に出版され、全23冊におよぶ。...
NO IMAGE 食文化と美食探訪

長寿の秘訣は洋食より和食!「自叙 益田孝翁伝」

三井物産初代社長の自叙伝「自叙 益田孝翁伝」。茶人としても高名で鈍翁と号した数寄者としても知られる。 食事に気をつかうことが長寿(満90歳で死去)の秘訣だったのだが、そのきっかけが豚の飼育だったというのが興味深い。 「私は余程前から...
NO IMAGE 日本の歴史と文化

手の中の宇宙、曜変天目茶碗。

結婚祝いに妻の会社から有田焼のお茶碗をいただいた。 日本を代表する窯変作家、馬場真右ェ門の藍染水滴茶碗。 なんとなく曜変天目茶碗に似た宇宙的な魅力がある。 「窯変(ようへん)」の美。 窯の中で釉薬が化学反応を起こし、美しい色彩や結晶が生ま...
NO IMAGE 日本の美意識

秋は夕暮れ。心の情景を和歌に詠む。

春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて。 言わずと知れた清少納言「枕草子」の季節感。 古今和歌集で特に美しい恋歌(484)、 夕暮れは 雲のはたてに ものぞ思ふ 天つ空なる 人をこふとて 遠い空のように届かないあの人を恋しく思い...
NO IMAGE 日本の美意識

【特別寄稿】 数寄者をめざす 私

今日は当ブログ初の試み。 室町時代の「会所」のような知的集積の「場」づくりを目指して、 読者の方からのコラムをご寄稿いただきました。 私もたびたびとりあげている「数寄」がテーマ。 「数寄者をめざす 私」 私はお茶が好きで、長年...
NO IMAGE 日本の美意識

夜明け前の茶道(茶禅・闘茶・唐物数寄)

中国史では陸羽(733-804)が「茶経」を描いて喫茶を広めた。 でも日本人がいつから茶を飲んでいたのかはっきりしない。 行基(668-749)が土木事業の過程で茶の木を植えた、 って記述もあるけど(東大寺要録)、飲むための栽培かどう...
NO IMAGE しあわせのかたち

丿貫(へちかん)のわび茶

千利休と同世代にノ貫(へちかん)という茶人がいたらしい。 戦国時代の名医、曲直瀬道三の姪婿と伝えられている。 世俗を離れ、自由奔放に茶を楽しむのみ。 当時の流行だった高価な茶器を集めることもせず、 雑炊を焚いた釜を茶釜に使うほど道具...
NO IMAGE お薦めの本

筒井紘一「利休の逸話」

安土桃山~江戸時代に書かれた30冊もの茶道書から、 千利休にまつわる記述を抜き出し、テーマ事に編集した本。 現代語訳だけでなく巻末にすべての原文も掲載されている。 情報を記憶するだけの能力ならPC登場以降、無意味になった。 そして記...
NO IMAGE 日本の美意識

市中の山居

「隠遁」や「数寄」に思いをめぐらす日々。 今後の生き方を白楽天に求めたこともあった。 白楽天「中隠」/官と隠のはざまを生きる(12/04/29) でも、もっと気が合う感覚と出会った。 16世紀の初め、京都や堺の商人が茶の湯をたしなむ中...
NO IMAGE 日本の美意識

手の中に宇宙を…利休の引き算の美学。

先日書いた記事に連環して、 人に必要な広さ(13/01/22) 日本の空間感覚の異質さを千利休を例に編集してみる。 利休の生きた時代(1521-1591年)は、ヨーロッパではルネサンス。 ルネサンス期を代表する人物の生年を並...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

数寄者は名利を求めるべからず

自分が好きで続けていることに理解者など必要ない! 「好き」と同じ読みのことばに「数寄」と書くことばがある。 「数寄というは、人の交はりを好まず、身のしづめるをも愁へず、花の咲き散るをあはれみ、月の出入りを思ふにつけて、常に心を澄ま...
NO IMAGE 日本の美意識

一期一会の来歴/茶人・井伊直弼

茶道を表す有名な言葉といえば「一期一会」。 この来歴に意外な人物が登場するのはご存じだろうか? 村田珠光 → 武野紹鷗 → 千利休 と茶道の歴史は流れるが 紹鷗が茶会に招かれたときの心得として、 「一座建立」(主客の心が通い合う茶会...
NO IMAGE 日本の美意識

数寄者とは?/茶人の名言に学ぶ

意味も分からず、突然「数寄者」になりたい!と思った。「数寄」は、茶道によく出てくるようなので、茶人のことばに学んでみた。 千利休 「なるはなしならぬはなさず成ままにすく数寄者こそすきのすきなれ。」 できないことにこだわらず、できる範囲...