日本はブラジルに経済的にも敗れたのか?/【W杯2026】日本vsブラジル

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今朝のブラジル戦。
総じて圧倒される展開だったが、昔ほど大きな差は感じなかった。

前半を1点リードで終えて、後半にカゼミロに得点される直前、
日本がカウンターのチャンスを決められなかったのが運命の分かれ道。
あそこで2点差になっていたら、勝てた可能性は十分あったと思う。

個人的にこの試合で衝撃的だったのがサポーターの数の差。
ヒューストンスタジアムがカナリア色に染まっており、
試合内容以上に大差で負けたと感じさせられる状況だった。

  • ブラジルのグルーブリーグ1位通過は予想しやすく、ブラジルサポーターは迷わずチケットを買えた。
  • 日本からアメリカに行くより、ブラジルからアメリカの方が近い。

という点を差し引いても、ここまで差がつくとは…

今大会のチケット価格高騰が問題視されていたことを思い出すと、
日本がブラジルに経済的にも敗れる未来が現れた試合だった?

この試合をめぐる経済的な事情を少し調べてみたのでメモ。

ワールドカップ2026公式チケット価格

一律60ドルの安価なサポーター枠は、各国サッカー協会を通じて、
過去観戦実績等を有するコアサポーター向けの特別枠なんだとか。
おそらくゴール裏に固まっているわずかな席数のことだろう。

チケット以外の観戦コスト

  • 開催都市周辺のホテル宿泊費は大会期間中に通常価格の300%以上に急騰し、2泊で300ドルから900ドル
  • 日本から渡航する場合の往復の国際航空運賃は1,500ドル以上

アメリカ、日本、ブラジルの物価比較

国内のデフレと通貨安が、日本人のワールドカップ観戦の壁では?
という仮説から、国際物価比較で有名なビックマック指数を調べると、
やはり日本円が対ドルで極端に過小評価されていることが分かる。

本国から応援にすることを考えると、
ブラジルよりも日本のほうが割高に感じやすく、
よりサッカー熱の高いブラジルに圧倒されるのは必然ということか。

ブラジルサポーターの経済・アメリカ移民事情

ブラジル国内では経済成長とともに経済格差が広がっており、

  • 世帯月収26,000レアル(約4,800米ドル)を超える超富裕層が拡大(ジニ係数0.45~0.52)
  • Forbsが「ビリオネアが多い国」ランキングでTOP10入り(日本はランキング外)

ブラジルの富裕層にとっては、観戦コストは気にならない金額。

またアメリカへのブラジル系移民の分布を調べてみると、
試合会場のテキサス州ヒューストンに近いことも分かって面白い。

  • ブラジル系移民はマサチューセッツ、ニューヨーク、フロリダ等、アメリカの東海岸と南部に集中
  • 日系移民はカリフォルニアとハワイに集中

移民の数ではブラジル(200万人)と日本(160万人)に大きな差はないが、
試合会場への距離によって、本国から渡航するサポーターの少なさを、
現地在住の日本人でカバーすることが難しかったこともよく分かる。

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