「○○とは何か?」
言葉の定義を問われると、普段から深く考えていないことに気付く。
多くの言葉は解釈が様々だから、問われるたびに回答が変わりそう。
もしも確かな定義があるとするのなら、
その漢字の持つ意味(=漢字の成り立ち)を探ることで、
多少は真理に近づくことができるのかもしれない。
こんな時にきまって本棚から出してくるのが、白川静「常用字解」。

常用字解 第二版 | 白川 静 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで白川 静の常用字解 第二版。アマゾンならポイント還元本が多数。白川 静作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また常用字解 第二版もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
投資とは?
定義を一番聞かれるもといえば、やっぱり「投資」。
文字を分解して意味を考えるなら、
- 将来の宝を得るために、羽飾りの付いた杖で邪霊を祓う
- 邪霊を祓うことで次なる宝をもたらす
というような意味合いになるだろうか。
邪霊には「金儲けに囚われすぎた邪な心」も入っていそうだ。
価値とは? 価格とは?
次に頻出するのは「企業価値と株価(価格)」の違い。
これに転じて「価値と価格」の違いとは?という問い。
これは漢字を分解してもなかなか意味が取りづらいのだけど、
- 価値…ものの本質を見極めて売買すること。
- 価格…神が決めた正しい金額で売買すること。ただしその金額は議論を呼ぶ。
価値の意味合いは「企業価値評価」に挑んでいる方々には好評だろう。
価格の方は、株価と捉えるとたしかにそういう雰囲気もある。
ただ、経済学者のポール・サミュエルソンが、
証券市場において価値も価格も同じ、と指摘していることをメモ。
「買手と売手が市場で合意した価格に勝る、もっと正確な本質的価値はおそらくない。」(ピーター・バーンスタイン「証券投資の思想革命」P176)



コメント