「本が世界、世界が本。」松岡正剛 千夜千冊の贈り物(世田谷文学館)

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松岡正剛の千夜千冊

松岡正剛の千夜千冊
古今東西1700夜を超える千変万化・前人未到のブックナビゲーションサイト

本好き、読書好きであれば、どこかで必ず遭遇するウェブサイト。
松岡さんはインターネット黎明期の2000年から執筆をはじめ、
2024年に亡くなるまで、様々なジャンルの本を縦横無尽に紹介した。

私は気に入った本と出逢えた時に、松岡さんの記事を探している。
過去に紹介済みの本を自在に繋ぎながら記事が執筆されているため、
その本を起点に次に読みたい本を見つけることができる。
読書を通じて世界観を広げるために、今でも助けてもらうウェブサイトだ。

そんな「松岡正剛の千夜千冊」を題材にした展示会が、
世田谷文学館で開催されていたので見に行ってきた。
(入場料無料・6月14日まで)

一番刺激を受けてきたのは、プラトン「国家」の記事を紹介した展示。

プラトンは「ソクラテスの弁明」ぐらいしか読んだことがない!
あわてて「国家」をAmazonで注文して、ちょうど今、ポストに届いた。
これが書き終わったら取りに行かなければ。

そして日本文化に息づく「主客」にまつわる言葉を並べた展示。

こちらは家でじっくり読みたかったらか売店で購入してきて、
今、私が座っている机の前の壁に貼り付けた。

この他にも松岡さんが遺した文章をうまく利用した展示がいろいろ。

膨大なテキストデータが残っていれば、様々な編集の仕方ができる。
この展示がAIを利用したものかは分からないが、
これだけの基盤となるデータがあれば、可能性は無限ということか…。

個人で情報宇宙をコツコツ広げていっても、昔の記憶は徐々に薄れてしまう。
でも今はAIを使えば、忘れていた過去を丁寧に拾って、現在に繋いでくれる。
このブログで書き残すことも含め、アウトプットが決して無駄にならない。
そんなことをあらためて感じさせられる展示内容だった。

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