AmazonはAIの何に賭けているのか?/株主への手紙2025

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これまでは投資家にとって「株主への手紙」と言えばバークシャー。
でもウォーレン・バフェットさんの引退で、その楽しみがなくなった…
と思いきや、今年のAmazonの株主への手紙がかなり面白い。

記録的な営業利益を達成する一方で、フリーCFは減少。
これはもちろんAI関連への投資によるものだけど、
Amazonが何に賭けているのかを示した興味深い手紙になっている。

一言でまとめると、AIの基盤となる半導体を作るのはNVIDIAなら、
Amazonはその半導体を使ってAIを走らせる場を取りに行く!

電力を確保し、データセンターを建て、サーバーを並べる。
NVIDIAの半導体で学習したAIに効率的に推論させるため、
Amazon独自の半導体(Graviton, Trainium, Nitro)を設計する。
こうして中核事業のAWSの経済性を高めていく。
さらにAmazon Leo(衛星ネットワーク)をAWSに組み込んでいく。

そのためのAI実装のための電力、設備、半導体、通信への先行投資。
これはAmazonがAI利用のための基盤を支配するための戦略であると。

文中に2度登場する言葉がキーワード、

straight line was a lie.

直訳すると「直線は嘘」。
ここでの意味合いは「企業は一直線に成長するものではない」。

だから短期的な数字ではなく、ちょっと先の未来を見て欲しい。
そしてこの戦略はAmazon創業以来、取り組んできたことと同じだよ、
と1997年のジェフ・ベゾスの手紙が末尾に付けられている。

これはぜひとも一読をオススメしたい。

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