日本の歴史と文化

日本の歴史と文化

日本の美術品・美術館を集約しようよ

私には、外国人の友だちやお客さんといった、シャレた人間関係はないけど、「日本文化に興味を持ってる外国人が東京に来たら、どこに連れてくべき?」なんて尋ねられて、うーん…。京都なら迷わないけど、東京だった...
文化で読む日本経済

「日本(Japan)」に豊かなイメージを

“Made in Japan”かつては「低価格・高品質」の代名詞。今は「高品質」のイメージだけ残って、…いるのかな? 日本は文化的にとても特徴のある国なのに、”Japan”って文字の背景に、”Ital...
日本の美意識

日本に一貫性なんてない。それがなにか?

日本には国家戦略がないからダメ、みたいな話をよく見聞きするけど…。この国の歴史を俯瞰したとき、戦略らしいものが存在した時代はあったのかな? 「世界のどんな国民よりもふらふらきょろきょろして、最新流行の...
食文化と美食探訪

日本の食文化を大切にしたい

キッコーマンのWebサイトに掲載されている、 研究機関誌「FOOD CULTURE」。この中におもしろい記述があるよー、と教えてもらったレポート、 「日本型食生活の変遷」(by 渡辺善次郎)から。 「...
お薦めの本

渡辺京二「逝きし世の面影」

これからの日本の立ち位置、どうするべき? どうしたら幸せ?私が考えてどうなる話でもないけど、考えないといけないような切迫感。 日本はキャッチアップ戦略の国だから、そのうち中国を追いかけて復活?そんな軽...
日本の美意識

美術館で日本を考える

五島美術館にて。ここには源氏物語絵巻や紫式部日記絵巻が所蔵されている。絵を見ていて、うにゃ?と思ったのが「家具がどこにもない」こと。貴族の屋敷なら、豪華な工芸品を飾る棚くらいあっても、と思うけど…。飾...
日本の美意識

美意識と日本・2

良品計画は、日本の美意識を世界に発信する、ありがたい会社なのでは?と最近、とても気になっている。(フランスでは「禅を感じる」と評価されているとか)このページの「無印良品からのメッセージ」が特におもしろ...
日本の美意識

美意識と日本

安倍晋三・元首相が「美しい国、日本」というスローガンを掲げたとき、なんじゃそりゃ?と失笑した。当時の自分の教養のなさを恥じるばかり… 最近になってようやく気がついたこと。日本、そして日本人にとって最も...
日本の美意識

桜と日本・2

先月初めに「桜と日本」という題で、思うがままに頭の中を編集してみた。少し気になることがあり、この1ヶ月間、桜に関する書物をいろいろ読んだ。 1. 花見×酒宴はいつからやってるの? 宴がひどく苦手。親し...
食文化と美食探訪

食もガラパゴス化? だが日本は美味しい♪

引き続き、食について、私の勝手なイメージを散らかしてみる。 中華料理は日本にやってきて、別の料理に変化した、というのが昨日の話。カレーも本場のインドと日本のカレーライスとはやっぱり違うものになっている...
食文化と美食探訪

食文化の輸出入。寄り添うか?啓発するか?

大学院の同級生にグルメな話題で盛り上がれる楽しい人がいて、「『本物の中華』と『日本の中華』とは別物だから、分けて考えないとダメ!」と教えてくれた。日本から出たことない私には、目から鱗とはまさにこのこと...
日本の歴史と文化

恋心が日本語を作った?

べつに日本語の歴史を調べたわけじゃないから、勝手な感覚でしかないのだけど。 前に日本語の原型を作ったのは紀貫之では?と記事にしたけど、平安時代の貴族は、男性は正式文字である真名、つまり漢文調の中国語、...
日本の美意識

美の崇拝が日本の宗教/オフチンニコフ「一枝の桜」

日本人は桜のごとく純粋で一途なのだ!と書いたら、友だちが薦めてくれた本。著者は政治記者として1962~68年に東京で活動した旧ソビエト人。 明治時代、外国人から「宗教教育なしにどうやって道徳教えるの?...
日本の美意識

桜と日本

新年度、新学期のはじまりだから、頭の中から桜を散らしてみた。21種の勅撰和歌集、全190,423首を集めたという、和歌データベースで、「さくら」で検索してみると、5,686首ヒットした。約3%、その程...
食文化と美食探訪

ランチ・ここ1番♪

おいしいものの当たり年?今年に入ってから2件も、このジャンルならここが1番♪って店に出会ってしまった。どうも美味しすぎると写真を撮るのを忘れるから、もう一度行かないと(笑)豚組 (とんかつ・西麻布) ...
日本文化探究の旅

日本最古の庭池のある大覚寺

「日本最古の庭池」ってフレーズにひかれて訪れてみた。なにやらおもしろい物体が池の畔に浮かんでる。これ「観月台」ってお月見のためのもので、さっき調べたら、ここは日本三大名月観賞池らしい。(残りの2つは、...
日本の歴史と文化

安倍晴明と千利休

少し前にちょっとしたブームだった、平安時代の陰陽師、安倍晴明。その安倍晴明を祭った晴明神社が宿泊先のそばにあったから、立ち寄ってみた。思わず笑ってしまったのが、本殿のそばにあった桃。厄をなでつけるため...
日本の歴史と文化

龍安寺の石庭

どうしても生で観てみたかった、龍安寺の石庭。縁側の両端と真ん中に20分くらいずつ座って眺め、約1時間。写真と生はだいぶ違って、まさに百聞は一見にしかず、とはこのことだと思った。日本の歴史や文化に触れて...
百人一首

百人一首をもういちど

昔は意味も分からず丸暗記したけど、カルタ取りとして通りすぎるには、もったいない素材であることに今ごろになって気づいた。あいかわらず鈍感。百人一首の撰者は藤原定家(1162~1241年)。定家の日記「明...
日本の歴史と文化

武士の俸禄と終身雇用の年功賃金が近いような?

高度経済成長期の終身雇用・年功賃金、といった日本型経営の象徴は、商人の歴史から見ると、日本の伝統から逸脱した特異な現象だと思ってた。商人のというのがミソで、武士の俸禄の方には目が届いてなかったことに気...