投資や経済の話題

金融危機2007~?

ローマ帝国衰亡史の冒頭を今のアメリカに重ねて

ジョン・ボーグル氏の"The Batttle for the soul of capitalism"(2005年出版)が、「米国はどこで道を誤ったか」という題になって日本語版が発売された。さっそく買っ...
投資哲学を求めて

それでもタイミングが重要だ

資産運用を研究するお偉いさん方が、投資はタイミングじゃなくて、リスク分散、アセットアロケーションが大事って言うけれど、今みたいな時期から資産運用を始めた方が、絶対に有利に決まってる。2000年の春に株...
バフェットからの手紙

バフェットからの手紙2007年版の感想

翻訳ソフトの力を借りながら、なんとなく概要がつかめる程度に、先週公開された、バフェットからの手紙2007年版をざっと読んでみた。今年の読みどころは、18ページ後半から20ページまでの「Fanciful...
投資や経済の話題

アメリカで最も賞賛される企業

Fortuneがこんなランキング発表していた。2006年~の3年分のランキング見れたから並べてみたら、トップ10は7社が同じ。2007年と2008年にいたっては9社が同じ。 2008 2007 200...
投資哲学を求めて

思い出は美化され、偶然を必然と感じてしまう

富を手にした人。コツコツと貯めたものでなければ、それは偶然にすぎない。でも、まぐれで転がり込んできた富であるにも関わらず、過去を振り返って、自分があの時こういう決断をしたからうまくいった、というように...
投資や経済の話題

プレミアム戦略とタタモーターズのナノ

昨日のお茶の香りを引き継ぎつつ、今日の覚書き。  → 昨日の記事「日本茶の飲み方の変遷から何を見る?」最近、遠藤功 「プレミアム戦略」って本も読んだけどイマイチ??? 成熟・飽和の時代で消費者がこれま...
投資の賢人に学ぶ

久しぶりのウィリアム・バーンスタイン

本当に久しぶりに、Efficient Frontierが更新されている。(8ヶ月ぶりくらい) 「Fifty Years from Now」なんて題だしいつもより文章も短い。病気かな? とりあえず、新興...
世界と日本の経済史

エコノミストの日本経済特集記事

電車でクーリエ・ジャポンなる雑誌の宣伝を見かけて、 ・日経じゃわからない世界恐慌 ・日本経済の浮沈を握る「4つのキーワード」 というのが読んでみたくて買ってきた。→Amazonでも売っている2つ目の特...
投資や経済の話題

何かがおかしいクリック募金

事務所で年間売上の5%を募金や寄付に回そうという話をしていて、 クリック募金のスポンサーにでもなろうか?、ってことで調査。 1クリック1円の募金だから、私のブログにつけたとして、 全訪問者がクリックし...
投資哲学を求めて

運用手法やリターンの違いより大切なもの

インデックスとアクティブ、バイ&ホールドとデイトレード、 ファンダメンタルとテクニカル、などなど相反する運用手法の リターンを比較してその優劣を語りたくなるもの。 でも、研究者でもなきゃ意味のない話だ...
IR情報等から企業を見る

キャシュフロー計算書で将来への投資を見る

カルロス・ゴーン就任後の日産自動車は、V字回復の演出を代表として、 会計処理を変更して利益を操作したりするから、長期投資には不向き。 自動車会社が欲しいなら素直にトヨタを買え、というのが持論。  → ...
投資や経済の話題

国外企業のスピンオフ、みなし配当にご用心

「子会社上場とスピンオフ、文化の違い」(08/01/11) 「子会社上場とスピンオフ、税制の壁」(08/01/20) に続いて最後に国外企業への個別株投資をしてる方へ注意点。前回指摘した通り、税制が変...
投資や経済の話題

投資家の電子申告5000円控除に難関

住民基本台帳カードとカードリーダーを用意するお金と手間を考えると、 大して得した気分にならない、所得税の電子申告5,000円控除。 でも、立場上やらん訳にはいかないでしょ?、ってな流れで、 国税局の申...
投資の賢人に学ぶ

バフェットの教訓

バフェット本の最新刊。副題は「逆風の時でもお金を増やす125の知恵」 信者の私はもちろん即購入、読破ですよん♪メアリー・バフェットとデビッド・クラークの共著といえば、 「億万長者をめざすバフェットの銘...
投資や経済の話題

年間取引報告書の発送で、大和証券が劇的改善

昨年の年初、大和証券は特定口座の年間取引報告書を 支店の窓口へ出向くか、コールセンターに電話をしないと発行しない、 という妙なことをしでかした。(源泉ありを選択していた場合) しかし…、なんと今年は1...
投資や経済の話題

南アフリカランド建て債券よ、なぜ売れる?

このところネット証券にアクセスすることが多く、 トップページで大変奇妙なものを目にして、首をかしげて捻挫しそう。 「世界銀行(国際復興開発銀行)南アフリカ・ランド建て利付債券」が、 「完売間近(E-t...
投資や経済の話題

子会社上場とスピンオフ、税制の壁

「子会社上場とスピンオフ、文化の違い」(08/01/11)の続き。 日本では親会社が支配権を保ちつつ、子会社上場するのに対し、 アメリカでは、子会社との資本関係を断ち切って上場。 事業選択を株主に委ね...
投資の賢人に学ぶ

株式投資における流動性の罠?

病気でひっくり返って、新聞・ニュースから遠ざかっていたら、 バフェットさんのこの言葉がなんとなくしっくりくる。「株価の変動に着目して値幅取りをするつもりはありません。仮に、株式を購入した翌日に市場が閉...
投資哲学を求めて

リスク回避で株式売却の意味不明

株価が下落したから、リスク回避のために株を売却して、 値上がりしている金や石油に資金を移す? 実に意味不明だ。今、株を保有し続けるべきかどうかの判断は、 1ヶ月前に比べてどれだけ株価が下がったかは関係...
投資や経済の話題

子会社上場とスピンオフ、文化の違い

株主への配当として、子会社株を配当したらどうなるんだろ? 調べてみたら、会社法で明文化された現物配当のことだった。 さらに話はつながって、現在の株主に子会社株を配当して、 子会社との資本関係を断ち切る...