人生の哲学と科学

しあわせのかたち

コピー機にお釣りを残す

コンビニでコピーをとろうとしたら、前の人が忘れた20円が残ってた。ラッキー☆ やっぱり私は運のよさが人とは違うのさ♪ なぜかノリノリ♪たった20円なのに、なんでこんなにも幸せな気持ちになれるんだろう?...
世界を読み解く方法

ロジックだけじゃ未来は見えない

「予測は願望にすぎない」でもボヤいたけど、論理(ロジック)って何なんだろう?約10年前には「ロジカル・シンキング」って題の本がベストセラーにもなった。原因と結果をリンクさせるのは、17世紀のデカルトあ...
しあわせのかたち

人生やっぱり Connecting dots

引っ越しを終えてヘトヘト。でも意外にも腰が無事で自信がついちゃったりして♪引っ越しが終わるまでなんとなく気忙しかったから、これで落ち着くかな。更新お休み期間中、自分で書いた文章をざっと読み直してみたと...
偶然とリスクの諸相

偶然を運命と感じてしまうのはなぜ?

なぜ私たちは、まぐれを実力と、たまたまを運命と感じてしまうのか?投資の世界ではタレブ氏が、カール・ポパーの哲学などを手に斬り込んだ。もっとおもしろいことになりそうなのが「松岡正剛の千夜千冊・連環篇」。...
お薦めの本

所ジョージ「所さんにまかせなさい」

本なんて出してたんだ、と思わず買ってしまった。私、所さんが好きなんです。自由に生きているように見えて、影では誰よりも努力してそうなとこが。本当に素敵な人は「頑張ってるぞ!」って表に出ない人だと思うから...
しあわせのかたち

心拍リズムと時間の流れが合わない不幸

爆笑問題のニッポンの教養に出ていた東工大の本川達雄教授の話。動物はサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、時間の流れる速さが違う。でも一生の心拍数の総数や体重あたりの総エネルギー使用量にサイズは無関係...
お薦めの本

ビンズヴァンガー「お金と幸福のおかしな関係」

著者は「幸福を約束しつつ、その幸福を阻む4つのトレッドミル」と題し、※トレッドミル…スポーツクラブによくある、走るトレーニングマシン平均収入が増加し続けているにも関わらず、人々がより幸せになれないのは...
しあわせのかたち

山田昌弘+電通チームハピネス「幸福の方程式」

「しあわせ~って、なんだぁっけ、なんだぁっけ♪」久しぶりに明石家さんまがキッコーマンのテレビCMで歌ってた。私もずっと探してる。かつて社会学者ジグムント・バウマンは、「幸福を生み出すと期待される商品を...
しあわせのかたち

富と幸福・その3 足るを知る

「足るを知る」をテーマに、富と幸福の名言数珠つなぎPart.3。Part.1&Part.2きっかけはジョン・C・ボーグルの著作「波瀾の時代の幸福論」原題は"Enough.True Measures o...
しあわせのかたち

富と幸福・その2

昨日に引き続き、名言数珠つなぎで遊んでみた。その1はこの記事。まずはヘロドトス「歴史」。ソロンとクロイソスの有名な問答から。 「どれほど富裕な者であろうとも、万事結構ずくめで一生を終える運に恵まれませ...
しあわせのかたち

フランクリン「幸福になるための13の徳目」

ジョン・ボーグル氏は「波瀾の時代の幸福論」の第9章において、「21世紀的価値より18世紀的価値を」と題し、学ぶべき18世紀の偉人として、ベンジャミン・フランクリンをあげていた。というわけで、幸福を視点...
しあわせのかたち

富と幸福

富と幸福の関係について書こうと思ってたんだけど、なんか気が変わった。株式投資をしてるせいで、関連性があると信じたいだけなんじゃないのかな? お金があれば幸せになれる、と考える人は、お金があっても幸せに...
しあわせのかたち

人間開発指数と出生率

Human Development Index (人間開発指数) っていう指標知ってる?寿命・教育水準・1人当たりGNPから算出されるもので、日本は世界8位。前に調べたGPIやISEWみたいに、お金だ...
お薦めの本

森信三「修身教授録」

SBIの北尾吉孝氏の愛読書として紹介されていたので読んでみた。「修身」とは戦前の学校で行われていた「道徳」の授業。福沢諭吉が"moral science"を「修身論」と訳したのがはじまりみたい。この本...
偶然とリスクの諸相

数学・物理学と経済学の食べ合わせは悪い

昨日の記事を書いたすぐ後に、NHKの特集「マネー資本主義」を見ていたら、またアンドリュー・ロー教授と遭遇。経済学と脳科学との融合を試みている?番組では金融危機に関わった3人が取り上げられていて、比較す...
兼好法師「徒然草」

Essays in Idleness 徒然草の英訳版

もしや?と思って調べてみたらやっぱりあった英語版「徒然草」しかもあの日本文学研究者として有名なドナルド・キーン教授による英訳。簡単な英語で書かれているので、正直、日本語の原文よりも断然読みやすい(笑)...
しあわせのかたち

資産が増えるほど幸せ?

資産が増えれば増えるほど、幸せになると考えてしまうもの。緑線でも実際には、赤線のような曲線を描いていると思う。A点とB点はいくらくらいなんだろう?幸福感がピークを過ぎた後、再び上昇? 横ばい? さらな...
日本の歴史と文化

浮世絵と菜根譚の共通点

昨日の菜根譚、なんでこんないいものが中国で読まれなかったのか。やはり中国は明の滅亡の前後に、何か大きな断絶があるのかな?と考える一方で、そういえば日本にも同じような例が…。浮世絵だ。日本では軽視され、...
名言・名文

菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。 「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半にな...
しあわせのかたち

経済成長と人の幸福感

グレゴリー・クラーク「10万年の世界経済史」という本を読んでいて、「経済史からわかる驚くべき事実は、物質的な豊かさや、子供の死亡率の低下、成人の平均余命の延長、不平等の改善などが実現したにもかかわらず...