しあわせのかたち

お薦めの本

城山三郎「無所属の時間で生きる」

題名に引かれて図書館で借りてきた。 無所属なら変な色がつかないから、いろんな人とコラボできる。 でも自由に生きることは難しい、ある程度の束縛が気楽なんだ。 「無所属で、あるいは無所属の気分で生きようと...
しあわせのかたち

お金で買えるもっとも素晴らしいもの

手に入れることよりも、手放すことの方が難しいもの。 たとえば投資でも安く買うことより高く売ることが難しいように、 人生のあらゆる場面で同じような局面に遭遇するだろう。 そしてお金は稼ぐことよりも使い方...
投資で創った人生哲学

タイミング次第の世の中だから

歴史を動かすような出来事は集中して起こるもの。 波に乗れるかどうか、そのタイミングが勝敗を分ける。 同じことは金融市場でもあてはまる。 「市場のタイミングはきわめて重要である。巨額の利益と損失は短期間...
しあわせのかたち

語源から読む日・米・仏の職業観

そうか昨年、こんな記事を書いたのか。 何のために働くのか?(11/07/21) なるほどあえて理由を語るなら、今もこんなとこかな。 でもその後、私の信念はもう少しぶっ飛んで、 そもそも人生に意義や目的...
しあわせのかたち

人はものづくりを通じて自己の存在を確認する

コーヒーの歴史で触れたナポレオンの「大陸封鎖令」。 イギリスが植民地生産した砂糖やコーヒー、タバコなどを 西欧諸国が輸入しない、って当初は各国の足並みがそろった。 ナポレオンは教会権力など既得権益から...
世界を読み解く方法

世間と距離をおき、視点を変える。

幼い頃から奇行が目立ち、協調性に欠ける。。。 私の人生にとっては成功と幸福を呼び込んだ愛すべき特徴で、 世間から変人や宇宙人と呼ばれることを誇りにしていた。 でも体調を崩したり、東日本大震災が起こった...
投資の賢人に学ぶ

億万長者の雪だるま&本多静六の幸福論

成功が成功を呼び、雪だるま式に成功をおさめる「マタイ効果」。 そういえば名だたる億万長者は、決まって「雪だるま」を例にする。 "Life is like a snowball. The importa...
しあわせのかたち

過去の見方で人生が変わる/キルケゴールの時間論

何気なく昔を思い出す。 その思い出し方によって幸不幸の差が出ると指摘した人物がいた。 19世紀の哲学者、キルケゴール(1813~55)だ。 ごく簡単に図解すると、 「想起」は現在から過去へ意識が向かう...
名言・名文

人生は築くものではなく流れゆくもの

先日のセミナーにご参加いただいた方から不思議な取材依頼。 「これまでどんな人生を送ってきたのかインタビューさせてください」 とりあえず明日に備えて、イベントを年表形式にまとめながら… やはり人生は築く...
しあわせのかたち

ミュージシャンの自分年金

お世話になっている20代半ばのギタリストさんから、 「ボクは年金どうしたらいいんですか?」 と聞かれて話したら、なんかキレイにまとまったのでメモ。 年金の寄付or宝くじだと思って支払うもの 年金の受給...
お薦めの本

渡辺和子「愛と励ましの言葉366日」

今、話題の書「置かれた場所で咲きなさい」。 タイトルになるほど!と勝手にすべてを理解したつもりになり、 同じ著者の他の本を一冊、ということでこの本を読んでみた。 1973~2003年に出版した9冊の本...
しあわせのかたち

涼やかにあきらめる人生へ

「あきらめる」とは「明らかに、見極めること」。 身の丈に合わない幸せを望んで思い悩んだ時期もあったけど、 文字通り「あきらめ」がついて、穏やかな日々が続いている。 過去でも未来でもなく、今この時に幸せ...
古典に学ぶ人生論

福を求める欲を捨てよ/夢窓国師の幸福論

仏教を学んだ足利直義(尊氏の弟)が「真の幸福とは何か?」と 禅僧・夢窓国師に教えを求めた問答を「夢中問答集」から編集。 仏の教えはなぜ幸福を求めることを抑えるのか?という直義の問いに、 「福を求むる欲...
古典に学ぶ人生論

白楽天「中隠」/官と隠のはざまを生きる

隠居するにはまだ若く、未だ出家するほどの決心も着かない。 富や名声への関心は極めて薄いが、食欲だけは捨てられない。 万人にいい顔はせず、頼りにしてくれる人だけに誠意を尽くす。 暇すぎるのは苦痛ゆえ、依...
しあわせのかたち

LOVEとLIKEはどう違うのか?

朝日新聞のCMが気になり調べてみたらサイトがあった。 「"LOVE"と"LIKE"はどう違うのか。何で読んだか思い出せないのだが、ある説明に感心して書き留めたことがある。LOVEは異質なものを求め、L...
しあわせのかたち

叶わぬ願いに心を託す

願いごとって、叶わないままの方が幸せなのかな。 あれほど望んでいたものも、手にしてしばらく経つと慣れてしまう。 しだいに喜びは色あせ、悲しみや苦しみに変わることさえある。 もはや失わないかぎり、かつて...
しあわせのかたち

ちひさきものに幸せを見つける/清少納言の幸福論

春は曙、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝。。。 清少納言の「枕草子」はこんな調子で「好み」の紹介が多い。 自らお題を出して、鋭い観察眼でそれに応える軽妙な筆運び。 他の日本の三大随筆「徒然草」「方丈記」と...
お薦めの本

しあわせを探すための幸福論・推薦図書10選

2008年5月。30歳の誕生日を迎えた頃に気がついた。 20代に追いかけたしあわせのかたちは、まったく見当違いだったと。 それ以来、古今東西あらゆる幸福に関する本を読み続けている。 このあたりでいった...
ラッセル&アランの幸福論

社会は奇跡の場所/アラン「幸福論」

私たちは生きていくうえで、社会や人といろいろな関わりをもっている。そして関わりが増えるほど、煩悩にとらわれ、苦しむことになる。あるがままを受け止め、欲をそぎ落として、今この時を大切に生きる。それが「無...
ラッセル&アランの幸福論

笑うから幸福なのだ/アラン「幸福論」

今月の「100分 de 名著」は、アラン「幸福論」がテーマなのか。この本なら一通り読むのに100分かからないから、ぜひ一度読んでみて。アランの幸福論でひときわ輝いているフレーズはやはり… 「幸福だから...