お薦めの本

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山名美和子「恋する日本史」

近年の日本は、女性の活躍度合いが低い!と世界から怒られてるけど、千年単位で歴史を見直すと、日本ほど女性が活躍した国はないと思う。 今日の「恋する日本史 やまとなでしこ物語」は、戦国~江戸時代初期と幕末...
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植木理恵「本当にわかる心理学」

行動ファイナンスの本はたくさん読んだけど、普通の心理学の本は…もしかすると大学の一般教養科目が最後かも? あれは10年以上前。。。と気がついたとき、たまたま本屋で出会った本。 先週の「アイデアの作り方...
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安部龍太郎「風の如く 水の如く」

昨日、竹中半兵衛と黒田官兵衛の長時間ドラマをボーっと見てた。この枠は例年、"AKR47"(赤穂浪士)の放送だったような気がするけど、今年は"兵衛’z"が取り上げられてて嬉しかった。 私は13歳のときに...
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羽生善治「羽生善治の思考」

まずはこの本の構成を紹介すると、3分の1程度が新たに書かれた文章。残りの3分の2は、羽生さん自身の著書や対談本、インタビューなど、これまでの文章・発言を、名言集形式でまとめたものになっている。 株式投...
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隆慶一郎「一夢庵風流記」

1人の人物のイメージを一変させてしまった、とんでもない歴史小説。その人物とは、戦国時代好きのみなさんはよくご存じの、前田慶次。戦場での一騎当千の強さと、風流をたしなむ文化人等、現在に通じる前田慶次像は...
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菅正広「マイクロファイナンス」

マイクロファイナンスって知ってるかな?2006年にノーベル平和賞をとった、バングラデシュのムハマド・ユヌス氏が、グラミン銀行ではじめた事業、って言えばピンと来るよね? ちなみにこの本の著者によるマイク...
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牧野武文「ゲームの父・横井軍平伝」

ニンテンドー3DSが来年2月に25,000円で発売とのこと。→任天堂HPへ今話題の3Dと結構なお値段…、枯れた技術の水平思考から離れたような?今後を占う上で、この本の副題の通り「任天堂のDNAを創造し...
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エーリッヒ・フロム「愛するということ」

本当は私の愛読書、中野孝次「清貧の思想」の文中で引用されていた、エーリッヒ・フロム「生きるということ」を本屋に探しに行ったのだけど、たまたま同じ著者の「愛」の本の方が気になって、買ってきてしまった。 ...
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ケビン・メイニー「トレードオフ」

この本は「上質さ」と「手軽さ」のトレードオフ(二者択一)の観点から、ビジネスの成功と失敗を解き明かした本。単純明快で分かりやすい。 ・上質 =経験+オーラ+個性 愛されはするが、必要とはされない。 ・...
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スティーブン・K・グリーン「グッド・バリュー」

著者はHSBCグループの会長。大学では哲学を学び、牧師の資格を保有する、不思議な経歴の持ち主。原書が昨年、話題になっていたし(→FT Business Book of the Year 2009)、私...
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玄侑宗久「しあわせる力」

西欧発の幸福論はたくさん読んだ。→☆読んだ本と振り返る2008年(08/12/30)でも、そういえば、日本固有の「しあわせ」観ってなんだろ?と首をひねったとき、禅僧で芥川賞作家の書いた、この本に出会っ...
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ノエル・ペリン「鉄砲を捨てた日本人」

私の大好きな日本史上の技術革新は、鉄砲製造に携わった職人が、平和な時代に合わせて、花火職人に転身していった、って話。 この本は、下記の青いルートについて、外国人の視点で書かれたもの。外国人が書いたと思...
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茨木のり子「詩のこころを読む」

引っ越しの際、本棚の奥から転がり出てきて、久しぶりに出会った。末尾の印刷年度を見ると、ちょうど20年前。小学生の頃、買った本だ。 岩波ジュニア新書だから子供向けだろう、とあなどるなかれ。詩を読みたいと...
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関橋英作「ブランド再生工場」

ノーベル経済学賞を獲るんだもん♪、という当初のノリはどこへやら。赤字続きのNPOが利益が出るように建て直す、ってお仕事はじめようと考え中。やっぱりポイントは「どうやって共感を集めるか?」なんだよね。 ...
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シンシア・スミス「世界を変えるデザイン」

「世界のデザイナーの95%は、世界の10%を占めるにすぎない、最も豊かな顧客向けの製品とサービスの開発に全力を注いでいる。残りの90%に届くには、まさにデザイン革命ともいうべきものが必要だ。」P40 ...
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渡辺京二「逝きし世の面影」

これからの日本の立ち位置、どうするべき? どうしたら幸せ?私が考えてどうなる話でもないけど、考えないといけないような切迫感。 日本はキャッチアップ戦略の国だから、そのうち中国を追いかけて復活?そんな軽...
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マイケル・サンデル教授の講義番組、みてますか?

毎週日曜の午後6~7時にNHK教育が、すばらしい番組やってるの知ってる?ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義を日本語に吹き替えたもの。最近「これを見ずしてNHK受信料を払うのは愚かだ!」と力説...
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原研哉「デザインのデザイン」

原研哉さんを記事に引用して、この本を紹介していなかったことに気がついた。輸入物の経済や経営を語る本とは、ちょっと違った切り口が楽しめる良書。 著者は、国際競争を勝ち抜くには、技術や戦略の競争と同等かそ...
日本の美意識

美の崇拝が日本の宗教/オフチンニコフ「一枝の桜」

日本人は桜のごとく純粋で一途なのだ!と書いたら、友だちが薦めてくれた本。著者は政治記者として1962~68年に東京で活動した旧ソビエト人。 明治時代、外国人から「宗教教育なしにどうやって道徳教えるの?...
お薦めの本

司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」

2年前にも紹介した本だけど、おや?と思うエピソードと出会ったので追記。小学校の先生たちの間で、生徒に書かせた「未来の絵」が話題になってるとか。環境問題を教えてなくても、緑や水、自然豊かな未来を描く子ど...