吉田喜貴(まろ)

しあわせのかたち

資産が増えるほど幸せ?

資産が増えれば増えるほど、幸せになると考えてしまうもの。緑線でも実際には、赤線のような曲線を描いていると思う。A点とB点はいくらくらいなんだろう?幸福感がピークを過ぎた後、再び上昇? 横ばい? さらな...
IR情報等から企業を見る

EBITDA、懐かしいな

ドコモの決算短信に「目標とする経営指標」として、・利益性の観点からEBITDAマージン 35%以上・投下資本効率性の観点からROCE 20%以上が掲げられていた。EBITDAってお久しぶりな感じ。IT...
サッカー

フラット化しない世界・サッカーの視点から

「コークの味は国ごとに違うべきか」の序章に触発されてサッカーの視点から。欧州サッカー界にグローバル化の波が押し寄せたのは、ボスマン判決がきっかけ。かつての外国籍選手3人までの規制はどこへ?もはやサッカ...
IR情報等から企業を見る

携帯各社のAPRU推移

なんか学校のケース分析の授業(マーケティング)でドコモを扱うらしいので、先日のソフトバンクネタに引き続き、携帯電話会社の決算書で遊んでいる。携帯電話事業ではAPRU(Average Revenue P...
投資哲学を求めて

ポーターの戦略戦略を投資戦略にからめて

ポーター「戦略の本質」の論文メモを書き、これで終わっちゃつまらないから、投資戦略にも話を持ってきて絡めてみる。論文のこの部分に注目してみた。「成長を追い求めるあまり妥協して一貫性を失うと、その会社の当...
ビジネスの勘所

営業リスクを負担するのは誰か?

私の回答「すべてのステークホルダー」具体例(営業利益の減少を想定)・取引先…納入先から値下げを要求されるリスク・従業員…給料・ボーナスカットのリスク・債権者…返済が滞るリスク(悪化が酷いと倒産リスクや...
サッカー

ニューカッスルのスポンサーが…

意外にも来シーズン、2部陥落となったニューカッスル・ユナイテッド。スポンサーがあのノーザン・ロックだったことに気づき。ケチついたなぁ…それからマンチェスター・ユナイテッドのスポンサーはAIG。チャンピ...
日記と雑談

統計の先生に質問してみた

統計学の意義について「確率計算で得られる結果は人の直感に反するから」では?と記事にしても、あまりイジってもらえなかったので(笑)、先生に質問してみた。誕生日ネタには驚いたかもしれないけど、直感や経験に...
金融危機2007~?

GMの皮肉と自動車産業の未来

先週1番のニュースは、もちろんGMの破産法適用だった。何というか本当に皮肉なもので、アメリカの思想が示す通りの結末になった。政府が規制・保護をする産業はすたれ、やがて国外の競争企業に取って代わられる。...
日記と雑談

百人一首がかるたではない???

私はかるた取りが得意だった。普段はトロいのに、かるたになると豹変する。百人一首もしかり。中学2年の時、中2・中3各クラスで2人代表を出しての大会。決勝で前年優勝の中3の生徒に敗れ、来年こそは!とすべて...
日本の歴史と文化

浮世絵と菜根譚の共通点

昨日の菜根譚、なんでこんないいものが中国で読まれなかったのか。やはり中国は明の滅亡の前後に、何か大きな断絶があるのかな?と考える一方で、そういえば日本にも同じような例が…。浮世絵だ。日本では軽視され、...
名言・名文

菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。 「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半にな...
ビジネスの勘所

組織変革のプロセス(ジョン・P・コッター)

なんとなく今の危機的な経済環境で、変革が必要そうな世の中だからメモ。コッターは、成功を収める変革は、70~90%はリーダーシップにより、残りの10~30%がマネジメントによりもたらされ、企業変革を成功...
しあわせのかたち

経済成長と人の幸福感

グレゴリー・クラーク「10万年の世界経済史」という本を読んでいて、「経済史からわかる驚くべき事実は、物質的な豊かさや、子供の死亡率の低下、成人の平均余命の延長、不平等の改善などが実現したにもかかわらず...
金融危機2007~?

不況時の経済政策。既知の部分と未知の部分。

1930年代の世界大恐慌の教訓バブルが崩壊した時は、政府が財政出動しないと、とんでもないことになる。1990年代の日本の教訓政府の財政出動で景気がやや上向いたように見えた時、、将来の財政赤字を懸念して...
投資や経済の話題

レックスHDのMBO事件、株価決定したのでメモ書き

裁判所で株価を争う事件。趣味で一生追いかけてしまいそうな案件の1つ。レックスHDは傘下に牛角、成城石井、ampmなどを持つ持ち株会社。昔は上場しててね、MBOで上場廃止になったんだ。その時のTOB価格...
お薦めの本

ドナルド・キーオ「ビジネスで失敗する人の10の法則」

私がコカ・コーラ社の株主で、序文をバフェットさんが書いているとなれば、読まないわけにはいかない1冊。失敗からのアプローチっていうのもグー。企業の決算書も同じでさ、良いところよりも悪いとこの方が明確なん...
お薦めの本

酒井雄哉「一日一生」

著者は比叡山の「千日回峰行」って修行を2度も達成した(過去400年で3人)、かなり凄いお坊さんなんだって。でも、そんな印象を全然受けない読みやすさ。今「歎異抄」や「般若心経」を読んでいるけど、この本の...
IR情報等から企業を見る

DCF法の用途について頭がまとまり始める

1.株式の買取価格を争う裁判での体験からDCF法を使用する時は、鑑定人はこれくらいの金額、って目標を持っていて、その株価に近づけるために、経営計画や割引率に手を加えて、計算をしていく。鑑定人の意見を表...
日記と雑談

統計学の意義をなんとなく決めつける

大学院で2ヵ月間、統計学の講義を受けて、なるほどねーと思ったこと。「教室に何人集まれば同じ誕生日の人がいる確率が50%を超えるか」と確率の講義の回に問われて、みんなは直感で何人くらいだと思った?答えは...