2009-06

投資哲学を求めて

ポーターの戦略戦略を投資戦略にからめて

ポーター「戦略の本質」の論文メモを書き、これで終わっちゃつまらないから、投資戦略にも話を持ってきて絡めてみる。論文のこの部分に注目してみた。「成長を追い求めるあまり妥協して一貫性を失うと、その会社の当...
ビジネスの勘所

営業リスクを負担するのは誰か?

私の回答「すべてのステークホルダー」具体例(営業利益の減少を想定)・取引先…納入先から値下げを要求されるリスク・従業員…給料・ボーナスカットのリスク・債権者…返済が滞るリスク(悪化が酷いと倒産リスクや...
サッカー

ニューカッスルのスポンサーが…

意外にも来シーズン、2部陥落となったニューカッスル・ユナイテッド。スポンサーがあのノーザン・ロックだったことに気づき。ケチついたなぁ…それからマンチェスター・ユナイテッドのスポンサーはAIG。チャンピ...
日記と雑談

統計の先生に質問してみた

統計学の意義について「確率計算で得られる結果は人の直感に反するから」では?と記事にしても、あまりイジってもらえなかったので(笑)、先生に質問してみた。誕生日ネタには驚いたかもしれないけど、直感や経験に...
金融危機2007~?

GMの皮肉と自動車産業の未来

先週1番のニュースは、もちろんGMの破産法適用だった。何というか本当に皮肉なもので、アメリカの思想が示す通りの結末になった。政府が規制・保護をする産業はすたれ、やがて国外の競争企業に取って代わられる。...
日記と雑談

百人一首がかるたではない???

私はかるた取りが得意だった。普段はトロいのに、かるたになると豹変する。百人一首もしかり。中学2年の時、中2・中3各クラスで2人代表を出しての大会。決勝で前年優勝の中3の生徒に敗れ、来年こそは!とすべて...
日本の歴史と文化

浮世絵と菜根譚の共通点

昨日の菜根譚、なんでこんないいものが中国で読まれなかったのか。やはり中国は明の滅亡の前後に、何か大きな断絶があるのかな?と考える一方で、そういえば日本にも同じような例が…。浮世絵だ。日本では軽視され、...
名言・名文

菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。 「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半にな...
ビジネスの勘所

組織変革のプロセス(ジョン・P・コッター)

なんとなく今の危機的な経済環境で、変革が必要そうな世の中だからメモ。コッターは、成功を収める変革は、70~90%はリーダーシップにより、残りの10~30%がマネジメントによりもたらされ、企業変革を成功...
しあわせのかたち

経済成長と人の幸福感

グレゴリー・クラーク「10万年の世界経済史」という本を読んでいて、「経済史からわかる驚くべき事実は、物質的な豊かさや、子供の死亡率の低下、成人の平均余命の延長、不平等の改善などが実現したにもかかわらず...
金融危機2007~?

不況時の経済政策。既知の部分と未知の部分。

1930年代の世界大恐慌の教訓バブルが崩壊した時は、政府が財政出動しないと、とんでもないことになる。1990年代の日本の教訓政府の財政出動で景気がやや上向いたように見えた時、、将来の財政赤字を懸念して...