投資の賢人に学ぶ

投資歴65年! 外山滋比古の「思考の整理学」を読み直す。

読書を習慣にしている人であれば必ず手元にある大ベストセラー、 外山滋比古「思考の整理学」 最近、外山氏が投資歴60年を超える投資家であることを知った。現在94歳。 老化防止に個別株投資を推奨していること...
日記と雑談

Kindle Paperwhite と付き合ってちょうど1年。

去年の「prime day」で「Kindle Paperwhite」を購入して1年。 数えてみると約50冊の本をKindleで読んでいた。 Kindleを手にしてからは、本を紙で購入することがほとんどなくなった。 紙の本は資料とし...
社会的投資

「ESG」を冠する投資信託は長期投資に不向きだ。

とくにミレニアル世代(1980年代以降の生まれ)が、 単なる資産形成を目的とした投資ではなく、 社会的な課題解決にもつながる投資(インパクト投資)への関心が高い? という調子で書かれた論文やコラムをよく見かける。 そのせいなのか、ブ...
社会的投資

アクティブ・ファンドマネージャーはESG投資ブームをどう見ているか?

おそらく「日本サステナブル投資白書2017」の執筆を担当したことで、 ESG投資関係の投資信託の選び方について質問を受けることが増えた。 そんなわけで頭の整理をかねて、 ファンドマネージャーのESG投資に対する姿勢について、 最近発...
食文化と美食探訪

京料理までもがファッションフード化?/畑中三応子「ファッションフード、あります。」

先日紹介した本は、純粋に味覚を楽しむ美食行為ではなく、 SNSで自慢したいだけのグルメが増えた弊害を描いたもの。 食が情報として消費される世の中への嘆き/柏井壽「グルメぎらい」 しかし1970年代以降の...
お薦めの本

食が情報として消費される世の中への嘆き/柏井壽「グルメぎらい」

「美味しいものを食べること」と「グルメ」という言葉の間に、 奇妙な溝が広がり、その原因を検証した一冊がおもしろい。 柏井壽「グルメぎらい」 著者が嫌うグルメとは、美味しい料理...
投信ビジネスの闇と再生への道

顧客を投資信託で損させる金融機関はどこだ?

先週6月29日に金融庁から 「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」 が発表されていた。 KPIとは"Key Performance Indicator"の略で評価指標のこと。 アルファベットにしたところで大して短縮もされ...
Pythonで遊ぶ

手軽にできるIR情報のテキスト分析

人工知能が主に「Python」というプログラム言語で開発されていることを知り、 それなら私もPythonで遊んでみようと年初から学びはじめて約半年。 今までできなかったような高度な金融データ分析も可能なのだが、 分析をもと...
お薦めの本

縦書きは東アジアの宗教だ/石川九揚「日本語とはどういう言語か」

東アジアにキリスト教やイスラム教と同列にできる宗教は存在せず、 代わりに生み出されたのが「書字」すなわち「文字を縦書きすること」。 そんな興味深い主張が書家が書いた本に記されていた。 石川九揚「日本語と...
Pythonで遊ぶ

ひらまつ株主総会(2018年3月期)

昨年「株式会社ひらまつ」が創業者の平松氏が経営の一線から退き、 世代交代とともに事業変革に取り組んでいることを知った。→ 関連記事 その直後にホテル開業の資金調達のための自己株の売出しがあり、 ちょうど株価が下がったので投資を開始し...
社会や政治の問題など

殺人件数と経済成長率

妙な殺人事件のニュースが増えるとアクセス数が増える記事。 2007年までだった統計データを新しいものに差し替える更新をした。 おそらく殺人事件のニュースを多く目にすることで、 バブル崩壊後に殺人が増えた?とネットで調べる人...
食文化と美食探訪

イタリア料理 シェフの系譜

今春イタリア料理界の重鎮、山田宏巳シェフと日髙良実シェフが、 相次いで店舗を移転、拡大して南青山にリニューアルオープン。 テストキッチンH(ヒロソフィー20席→100席) アクアパッツァ(48席→80席) そうい...
IR情報等から企業を見る

ライザップの新株に投資するも「M&A 割安購入益」がキモい。

ライザップが松本晃氏を経営陣に招聘を発表したのと同時に、 新株発行・売出しを発表していたので100株だけ投資してみた。 ライザップの瀬戸社長が自分と同じ1978年生まれで、 親ぐらいの年の離れた名経営者に頭を垂れる謙虚さに興味を持って...
日本の美意識

日本文化の礎を築いた偉人。紀貫之、西行、足利義政。

タイトルに惹かれて 藤田正勝「日本文化をよむ」を読んだ。 5つのキーワードを通じて日本文化の根底に迫る内容だが、 親鸞の部分がなんとなくズレてしまっている印象だった。 西行の「心」 親鸞の「悪」 長明と兼好の...
日本の歴史と文化

日本の出版事業の夜明け「五山文化」

松岡正剛さんの千夜千冊の文庫化 がはじまり、 一度はウェブで読んでいるはずだけど、さっそく手に入れた。 松岡さんの書いたものを読むと、読書への関心が高まるところが好き。 ふと気になる一節から広がった一例は次のようなもの。...
投資や経済の話題

インフレ防衛のための投信、ピクテの「クアトロ」。

去年発覚した福岡の義母が、地方の金融機関に食い物にされていた問題。 こんな事が私の目の届く範囲で!というのが結婚後の最も衝撃的な出来事だった。 ゆうちょ銀行の窓口で投資信託を買ってはいけない(17/04/22) ...
世界を読み解く方法

世界は主観的にしか捉えられない/ユクスキュル「環世界」

グリーンエネルギーの旗手とされてきた原子力発電が、 押し寄せる津波により一夜にして善から悪へと転落した。 人間の知性の限界を思い知らされる事象に遭遇し、 様々な古典に世界を読み解く方法を求める中で、 最も響いた考え方が ユクスキュ...
社会的投資

ファンド名にESGを入れるのは当たり前すぎてダサい?

これまで2回にわたり、社会を意識した投資をしたい!と願う人が、 投資を検討するに値する投資信託が「結い2101」以外にないのか? という視点でJSIF発表のリストを元に検証してきた。 社会を意識した投資したくても、投信...
社会的投資

JSIFのリストから投資信託を選ぶなら三択だ

前回は投信の抽出手順に問題があり、 社会を意識した投資したくても、投信の選択肢がない! 結局、鎌倉投信「結い2101」以外の選択肢がない、 という悲惨な結論を導いてしまったので再挑戦。 前...
投信ビジネスの闇と再生への道

社会を意識した投資をしたくても、投信の選択肢がない!

社会を意識した投資をしたい!と願う人が投資信託を選ぼうとした時、選択肢が少なすぎるのではないか?という話をしていてふと思う。鎌倉投信「結い2101」は掲げる理念や情報開示の姿勢は素晴らしいが、現金保有比率が高いため、パフォーマンスはそれほど...