お薦めの本 カール・ローズ「意識高い系資本主義が民主主義を滅ぼす」 内容もさることながら、翻訳のタイトルが素晴らしい一冊。 カール・ローズ「意識高い系資本主義が民主主義を滅ぼす」。 原題の“WOKE CAPITALISM”の“woke”に、 「意識高い系」という日本語... 2023.08.27 お薦めの本資本主義問題
お薦めの本 世界のサッカークラブ経営の潮流 横浜F・マリノスの財務諸表を振り返った際、 2015年にシティ・フットボール・グループ(CFG)の出資により、債務超過を脱した局面があったことを紹介した。 サッカーファンにとっては当たり前の話だが、こ... 2023.08.25 お薦めの本サッカー
お薦めの本 人類の半分は「蚊」に殺された ティモシー・ワインガード「蚊が歴史をつくった」。 主にハマダラカを媒介とするマラリアが、どのように人類史に影響を与えてきたかを描く歴史書だ。 私たちの免疫は生まれ育った地域の環境に適応している。だから... 2023.08.20 お薦めの本
サッカー 鹿島アントラーズの企業価値。メルカリ買収時の決算書を読む。 日本のクラブチームの企業価値はいくらぐらいなのか? それを知るためのちょうど良い例として、メルカリが鹿島アントラーズの株式を取得した際の、ブレスリリースや決算書を読んでみる。 2019年7月にメルカリ... 2023.08.15 サッカー
サッカー 横浜F・マリノス。近年の成績は好調だが財務基盤は脆弱。 Jリーグのウェブサイトをいろいろのぞいていたら、 2022年7月付けでクラブチームの株式上場が解禁されていた。 Jリーグクラブの株式上場について(Jリーグウェブサイト) 海外では株式を上場しているクラ... 2023.08.12 サッカー
サッカー イニエスタのヴィッセル神戸退団を決算書で読む 毎年7月下旬にJリーグ全クラブの前年度決算が公表される。 クラブ経営情報(Jリーグウェブサイト) イニエスタが退団したヴィッセル神戸の決算推移を見ていて、神戸での引退を望んでいたイニエスタが退団に至っ... 2023.08.11 サッカー
お薦めの本 起業の天才!江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 昨年からリクルートHDへの投資を少しずつ増やしてきたので、創業者、江副浩正さんがどんな人だったのか知りたくなった。子供の頃「リクルート事件」のニュースで見たような記憶もある。そして事件のせいで、会社の... 2023.08.09 お薦めの本投資や経済の話題
お薦めの本 思考とは新皮質の座標系を歩くこと/ジェフ・ホーキンス「脳は世界をどう見ているのか」 1996年に携帯情報端末“Palm”を世に送り出したジェフ・ホーキンス。 若い人は知らないだろうけど、スマホが登場する以前の世の中は、携帯電話と携帯情報端末、携帯音楽プレイヤーが別々に存在したの。その... 2023.08.06 お薦めの本脳と遺伝子の探求
COVID-19 また飲み会でお金と時間を無駄にしてるの? COVID-19の襲来を機にやめるべきだった慣習。 前に書いた環境破壊につながる名刺交換儀式の廃止は、今後、社会全体で取り組むべき課題のひとつだと思う。 名刺交換儀式は環境問題。コロナを機にやめるべき... 2023.08.05 COVID-19
「時」を読み解く 時を読み解くと、エントロピーに行き着くのはなぜ? 過去・現在・未来の時の流れについて追いかけていると、必ず熱力学第二法則が出てきて、エントロピーの話がはじまる。 それがなぜなのかきちんと理解しないまま、受け入れてきた。でも、カルロ・ロヴェッリ「時間は... 2023.08.01 「時」を読み解く
世界を読み解く方法 資本市場を有機的に理解する。マネーの進化史、適応的市場仮説。 なんとなく並べて眺めたいなと思った2冊の本の記述。多くの投資家の意思や判断が投じられる資本市場は、ある種の命をもった生物のように感じられることが多々ある。でも頭の整理をしたことがなかったので、まずはこ... 2023.07.30 世界を読み解く方法投資や経済の話題
IR情報等から企業を見る バンナムのIR情報から「水星の魔女」へ ゲーム業界について調べる過程で、バンダイナムコHDの資料を読んで、これはなんだろう?と気になったデータ。(2023年3月期通期 補足資料) IP(Intellectual Property:知的財産)... 2023.07.27 IR情報等から企業を見る
人生の哲学と科学 読書への関心は遺伝子が決める!?/飯田一史「若者の読書離れというウソ」 活字離れに読書離れ、そして出版不況と言われて久しい。一方で約30年の間で日本人の図書館利用は倍増している。 これは読書習慣のない人がドキッとするだけの統計にすぎない。どの年代が図書館を利用しているのか... 2023.07.23 人生の哲学と科学
日記と雑談 宇宙と投資のとりとめのない話。10次元の分散効果、宇宙工学なデイトレード。 先日のrennyさんとのポットキャスト収録で読んだ、スパークスamさんの月次レポートに出てきた分散投資の話。 「ポートフォリオ理論上、投資している銘柄内容が高度に分散されていれば、10銘柄程度の組入れ... 2023.07.21 日記と雑談
世界を読み解く方法 世界はシンプルなほど正しい。でもホヤにはなりたくない。 「オッカムの剃刀」という言葉に初めて出会ったのは、バンガードの創業者、ジョン・C・ボーグルの著作だったと思う。 「必要が無いなら多くのものを定立してはならない。少数の論理でよい場合は多数の論理を定立し... 2023.07.19 世界を読み解く方法
宇宙を読み解く科学 宇宙の歴史と超弦理論/野村泰紀「なぜ宇宙は存在するのか」 野村泰紀「なぜ宇宙は存在するのか」。 YouTubeに登場した著者の話にわくわくしたので、「はじめての現代宇宙論」と副題の付いたこの本を読んでみた。 すべてを理解するのは難しかったが、宇宙論の本をたく... 2023.07.16 宇宙を読み解く科学
投信ビジネスの闇と再生への道 セゾン投信は天冨良よこ田と同じ道を歩むのか? 日本に積立投資を広めた功労者のひとりである、中野晴啓さんが、親会社クレディセゾンとの対立の末、セゾン投信を追われた件について。 私もちょくちょく意見を聞かれることがあるけど、基本的には投資信託は専門で... 2023.07.10 投信ビジネスの闇と再生への道
お薦めの本 ハイゼンベルク「部分と全体」 ウェルナー・ハイゼンベルクの自伝「部分と全体」を久しぶりに読み返した。 この本をはじめて手に取ったのは2012年のこと。投資好きが興じて未来学を追い求めて挫折した過程で、 ハイゼンベルク「不確定性原理... 2023.07.07 お薦めの本偶然とリスクの諸相
食文化と美食探訪 一汁三菜の源流は本当に宴会料理? 一汁三菜の来歴について調べると、以下のような和食の歴史に沿って説明されることがほとんど。 神饌料理(神社の祭礼で神様に捧げる料理) 大饗料理(平安貴族の宴会料理) 本膳料理(室町武士の宴会料理) この... 2023.07.02 食文化と美食探訪
投資や経済の話題 株主総会の平日10時開催がだるい 平日の朝に株主総会会場に出かけるのが嫌になってきた。 都心に出かけようとすると、9時台前半の電車に乗らないといけない。通勤ラッシュは終わる時間帯だけど、それなりに車内が混んでいる。インターネット配信も... 2023.06.30 投資や経済の話題