投資の賢人に学ぶ

売買増加は自制心のなさの現われ

昨日、今年の損切りを振返ったところ、 ① 自制心のなさ(安易に飛びついた) ② 購入前よりも購入後の方がより真剣に分析する という私の愚かさがあらわになった。 投資先を見つけるまでの間に、無駄な売買を...
投資の賢人に学ぶ

ジタバタ動かず、じっくり待つ。

ファンド・マネージャーの大半が、インデックスファンドに敵わない理由は、 突き詰めれば売買のしすぎなんじゃないだろうか? ファンド・マネージャーは仕事で株の売買をしている以上、のんびり買場を待つことはで...
投資の賢人に学ぶ

ここ2,3年を振返って

2003年春  持ち合い解消記念の歴史的な大バーゲンセール。  良品が安すぎて嬉し涙。目移りしちゃってさぁ大変。持ち金の少なさにキレ気味。 2004~05年春  ほんの少し注意を払えば、規模は縮小した...
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フィッシャーに学ぶ、保有株の売却 パート2

フィッシャーが保有株を売却する理由として3番目に挙げているのが、 「保有株以上に魅力的な株に乗り換える場合」というもの。 ただ挙げながらも、正しいルールで銘柄選択をした投資家には、 そんなことはめった...
投資の賢人に学ぶ

フィッシャーに学ぶ、保有株の売却 パート1

今日は、フィリップ・フィッシャーが著書の中で、 保有株を売却する理由は3つ以外にないと語るうちの2つについて。 「当初の購入判断にミスがあり、 時とともに当初魅力的と思われた条件がその企業から失われた...
投資の賢人に学ぶ

含み益の株は売る?売らない?パート2

だいぶ前に書いた記事の続編?かな。>>>該当記事へ 前回は将来性のある株を、少し割高かな?と売るのはやめい! というのが要旨でした。 今日はフィリップ・フィッシャー氏(バフェットさんの師匠)の理論を紹...
投資や経済の話題

次世代ゲーム機戦争、勝手予想

来月10日、Xbox360の発売より次世代ゲーム機戦争がはじまる。 7,8歳の頃、スーパーマリオが大ヒットしたTVゲーム世代として、 これについて語らないわけにいかないでしょ?(笑) PS2は振返れば...
投資や経済の話題

投資の元手を作る方法

今日話していてふと思ったが、私の持ち物は年代物が割と多い。 だいたい周囲が目を回す使用期間のものは、  携帯電話…5年半(画面は白黒。i-modeは可能)  プリンタ…7年  スキャナ…6年(現在出回...
IR情報等から企業を見る

デュポン式ROE分析Ⅱ トヨタと日産を比較

前回に引き続き、珍しく?予告どおりデュポン流のROE分析の話。 このデュポン式ROEの決算書分析は、 佐々木洋「決算書でわかる儲けの極意」に付属のExcelファイルを使うと 簡単にデータが取得できるの...
IR情報等から企業を見る

ROE分析はデュポン流がお薦め

先週、大津広一「企業価値を創造する 会計指標入門」の紹介とともに、 デュポン式ROE = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ についてチラッと触れたけど、今日はそれももうちょっと掘り...
投資哲学を求めて

分散投資には注意力分散のリスクあり

世間に出回る投資関係の書物には、 「1つのバスケットにすべての卵を入れてはいけない」 という名言とともに分散投資を勧めているけれど、大嫌い!! たくさんの保有銘柄の中で素晴らしい成績を上げるものがあっ...
お薦めの本

大津広一「企業価値を創造する会計指標入門」

先週発売された 大津広一著「企業価値を創造する 会計指標入門」 を今読んでいるんだけど、これはかなりいい本だ。 これまで会計指標を解説した本と言うと、 指標の算出方法や意味を解説して終わってしまうもの...
投資や経済の話題

投資信託と広告の関係

買おうか迷っていた投資信託が新聞広告に出ていた。 そしたらあなたはどうしますか? 勘違いしている人に出会ったので、念のため解説しておくね。 商品の広告というと、  広告・宣伝 → 購入者が増える → ...
お薦めの本

ビジョナリー・カンパニー2

ビジョナリー・カンパニーの続編。 投資家にとって有用なのは、1冊目よりこの2冊目。 1冊目で研究対象となった企業は、創業時に素晴らしい経営者がおり、 初期に偉大な企業(ビジョナリー・カンパニー)の下地...
投資や経済の話題

iPod nano、これって何ナノ?

とくだらないギャグを飛ばしている場合ではない。 9月第2週(9/5~11)の携帯オーディオ販売シェアの約3割が、 9/8に発売のiPodナノ、という衝撃のニュースを受け(詳細はコチラ)、 そのiPod...
お薦めの本

ソニーはすでにソニーではない

ソニーがビジョナリー・カンパニーに 選ばれていることを思い出し、熟読の旅が始まったこの本。→→→ まだ途中ではあるけど中間報告。 第3回でソニーの基本理念を簡単に紹介したけれど、 その3番目。 ・他に...
投資や経済の話題

毎月分配型ファンドをダメ出し

グローバルソブリンオープンを代表とする毎月分配型ファンドに納得できない。 例として、全く同等の分配金を毎月払う場合と、年に1度払う場合を比較。 1年に1度分配金を支払うケースは、 毎月分配の場合なら分...
社会を意識した投資

オゾンホール過去最大!

南極上空のオゾンホールが過去最大級になる見通し。 そんなニュースを受けて、いろいろ考えた。 たしかオーストラリアは何年か前から、オゾン層破壊の影響で紫外線が強くなり、 小中学生は登下校の際、帽子・サン...
お薦めの本

名著「ビジョナリー・カンパニー」熟読メモ5

ビジョナリー・カンパニー特集その5。 7章の表題は「生え抜きの経営陣」 優秀な経営陣の継続性が保たれていることにより、 基本理念が維持される。 やはりこの点で世界最強なのはGE(ゼネラル・エレクトリッ...
お薦めの本

名著「ビジョナリー・カンパニー」熟読メモ4

4章の表題は「基本理念を維持し、進歩を促す」だが、2,3章の繰り返し。 重要なのは、 「基本理念を、文化、戦略、戦術、計画、方針などと混同しないことが重要」 という一文だけだ。 5章の表題は「社運を賭...