藤原定家

日本の歴史と文化

藤原定家「明月記」のオーロラ

藤原定家「明月記」に残る天文の話題と言えば、超新星爆発に関する記述だが、オーロラに関するものもあるらしい。 建仁四年正月十九日(西暦1204年2月21日)の記述 「秉燭以後、北ならび艮の方に赤気あり。...
めくるめく和歌の世界

藤原定家「明月記」の超新星爆発と星の歌。

今冬の星空の話題として、オリオン座・ベテルギウスの異変がある。 その星の光が急速に暗くなり、超新星爆発がまもなくかも、とのこと。地球から650光年の星なのですでに爆発しているかもしれないが。 明月記の...
めくるめく和歌の世界

藤原定家、中秋の名月を詠う

今晩は中秋の名月ということで、藤原定家が詠んだ旧暦八月十五夜の月の和歌を探してみた。 しかし定家の自選和歌集「拾遺愚草」約2,700首のうち、詞書きから中秋の名月の歌と分かるのはたったの4首。 その一...
新古今和歌集

藤原定家の桜歌/拾遺愚草より10首

腰が壊れて動けなくなった時に(実は未だに完治せず…)、藤原定家の自選和歌集「拾遺愚草」をタブレットで読んでいた。※このサイトでPDF版がダウンロードできる! まもなく桜の時期がやってくるので、目に止ま...
日本の歴史と文化

藤原定家「明月記」の名の由来

古典に興味を持つ前から藤原定家の日記「明月記」を知っていた。 地球では数百年近く観測されていない超新星爆発についての記述があり、星空観測の記録として天文学の分野で世界的に貴重な資料なのだ。 そんな私の...
日本の美意識

幽玄(有限)の中に無限の美を見る

「あはれ」を調べたら、次は「をかし」へ行くのが王道なんだろうけど、気ままに日本を切り取ってるから、なぜか続けて「幽玄」が気になった。 幽玄の定義付けで、一番有名なのは、鴨長明が「無名抄」で示した 「詞...