なんだかもどかしい古都奈良の現状

5泊6日の奈良旅で訪れた主な名所は訪れた順に以下のとおり。

  1. 興福寺
  2. 唐招提寺、薬師寺、法隆寺
  3. 箸墓古墳、大神神社
  4. 飛鳥寺、石舞台古墳、高松塚古墳、吉野山
  5. 橿原神宮、當麻寺、長谷寺、春日大社
  6. 東大寺

個々の話はもらってきた資料等を整理しながらまとめるとして、
まずは奈良の全体的な感想をザッとメモしておこう。

東大寺や春日大社がある奈良市街からスタートして、
徐々に南下しながら戻ってくるという旅の仕方をして気づいたこと。

南に行くほど年代の古い文化財に現れ「日本最古の○○」が続出。
しかしその一方で外国人観光客は南に行くほど減っていく。

東大寺の大仏殿では日本人を探すのが難しいほど外国人だらけだが、
日本最古の飛鳥寺の大仏を訪れる外国人はおろか日本人もまばらだ。

多くの外国人は京都を訪れたついでに電車で奈良中心部のみ観光し、
そのまま京都の宿に帰って行ってしまっているのでは?
観光資源をまったく生かせておらず、なんとももったいない。

中心部を離れると経済的に問題を抱えていることは明らかで、
南下していくとカーナビが「車上荒らし多発地帯」と警告を連発。
また日本最古の神社の一つである大神神社の近くに宿泊したところ、
料理旅館とは名ばかりの民宿でぼったくりの被害に遭った。

もとは都があった場所なのだから、大いに改善の余地あり!

文化財の復元事業や博物館にかなりのお金をかけているようだが、

  • 都市機能と観光が奈良公園周辺に集中させすぎて大渋滞
  • JRと近鉄が対立するかのような駅の配置や道路の車線の少なさ

というような交通の便の整備にも力を入れた方がいいのでは?

街づくりに問題をかかえた地域というのが奈良の全体的な印象だった。