妻が買わされた変な投資信託「ニッセイ日本勝ち組ファンド」

この間、妻が実家に帰ったとき、信託銀行の通帳を見つけてきて、
ニッセイ日本勝ち組ファンド」に投資していたことが判明した。
もちろん結婚のはるか前の話なので私に責任はない(笑)

投資したのは2003年8月6日。先月末の時点で+50.5%のリターン。

TOPIXの時系列データの所在が分からず比較ができないが、
日本証券取引所のWebサイトで同じ期間のグラフを表示してみると、
おそらくTOPIXの方が数%上回っているように見える。

ありがちなインデックスに勝てないアクティブファンドということだ。

売上高の大きさを重視する不思議ファンド

ちょっと驚いたのがこのファンドの運用方針。
ニッセイamのWebサイトを見てみると、

  • 投資先…東京証券取引所第1部上場銘柄を対象として、”各業界をリードする勝ち組企業”の株式へ投資します。
  • 運用の概要…「勝ち組企業」の選定は、独自の業種小分類(サブセクター)毎に売上高トップ企業を抽出して絞込みます。短期的な銘柄の入替えは原則として行いません。

売上高が基準で投資先を選ぶなんて高度経済成長の頃の話みたい…。
こんな適当な運用でもインデックスに大負けしないものなんだね。。。


運用会社や販売会社にとってはミラクルファンドと言えるかもしれない。

  • 企業分析などにかかるコストがあまりかからず儲けが大きい。
  • 名の通った企業にだけ投資するから販売会社も説明が楽。
  • インデックスに大負けしないから、怒る顧客も少なそう。

約13年で劇的に改善された投資信託の選択肢

ちなみに私なら2003年夏にどのファンドを勧めたのだろう?

当時はインデックスファンドもほとんどなかったように記憶していて、
2003年6月に設定された

がマネックス証券で販売開始されて喜んだのを思い出す。
※現在の名称は三井住友・バンガード海外株式ファンド

そして当時の日本株ファンドと言えばやはり

だろうか。

おそらくこの2ファンドを好きな割合で組み合わせて、
株式のポートフォリオを作ることを勧めたんじゃないかと推測する。

ついでにこの2ファンドとニッセイ日本勝ち組ファンドの
2003年8月6日から2017年2月末までの基準価格の推移を見てみよう。

当時個人投資家に注目されていたファンドの方が成績が良くて安心した。
(たまたまこの数年で大きく差がついただけとも言えるが…)

しかしこの頃と比べるとすいぶん個人投資家に優しい世の中になったものだ。
今回の一件で投資の選択肢が劇的に改善されていることを実感したのだった。