外見の良し悪しが人生の良し悪しを左右する!
という不都合な事実をつづった本をまとめて読んでいる。
今日は日本の心理学者が書いた
から目を惹いた研究結果をひとつメモしておく。
男性から見た魅力的な女性のプロポーションについては、
様々な本で出会うので、すでに研究で結論が出ているのだろう。
WHR(Waist-Hip Ratio)
すなわちウェストとヒップの比率が0.7がベスト。
※例:ウェスト59cm・ヒップ84cm
男性には本能的に”WHR=0.7″の女性を選好する傾向があり、
わずか1.3秒でそれを見分けてしまうのだとか。
なぜ”WHR=0.7″なのか?という根拠については、
WHRが0.8未満の体型の女性が妊娠しやすいから
というのがよくある説明だ。
しかし本書で紹介されている近年発表された論文では、
ウェストがくびれた母から生まれた子供は知能が高い
という新しい研究結果が得られたのだという。
「子供の神経発達、知的能力の発達に重要な役割を果たす長鎖多価不飽和脂肪酸の供給にとって、母親の下半身が太っていることはポジティブな影響を示し、上半身が太っていることはネガティブな影響を示すということを明らかにしました。そして、この上半身と下半身の肥満度の比率を表すのにWHRが有用な指標になっていることを示しました。」P140
パッと見ると衝撃的な話だが、落ち着いて考えれば、
母親の容姿に美人や胸の大きさが要求されているわけではない。
だらしない体型の母親がダメだと指摘しているだけなのだ。
これは案外、生活習慣が乱れている親の子は頭が悪くなる、
ということを別の切り口で語っているだけなのかもしれない。
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