早乙女哲哉「天ぷらは時間、間、呼吸、と小さく刻んだ時を食べる物」

6月に早乙女哲哉さんの古稀記念講演会を聴いて以来、
もう一度食べに行きたかった「みかわ是山居」へ。
今回はおまかせコースを食べたらこんなお品書きをもらった。

天ぷら「みかわ是山居」おしながき

この裏には早乙女さんの天ぷらにかける想いがしたためてある。
「天ぷらは時を食べる物」というところが名言だね。

天ぷらは私にとって、

物造りとしての、美学の実践です。

日本料理の柳にふく風のごとく・・・

強烈なインパクトは有りませんが

そよ風を強烈な風のごとく

感じる感性を養いつつ

頂くところに真骨頂があります。

天ぷらは

時間、間、呼吸、と

小さく刻んだ

時を食べる物でもあります。

間髪を入れず

召し上がって頂けると幸いです。

InstagramやFacebookに載せたいがために料理の写真を撮る人が多い。
天ぷらのようにカウンターで食す料理は、
自分の前に出された瞬間が一番美味しいときだから、
すばやく箸を手にとって、口に運ばなければ食べに来た意味がない。

職人さんはちゃんとお客の食べ方を見ながら調理していて、
写真を撮ろうとスマホをいじる人や話してばかりで食べない人には、
これは美味しくできた!という部分を回してくれないのでご用心。