「君の名は。」に学ぶ、物語のつくりかた。

映画好きの妻に連れられて、映画「君の名は。」を観に行った。
観客を引き込む物語の作り方にこの分野もそうなのか!と変に感動。

推理小説やSF小説の根幹となるトリックや仕掛けは、
これまで数多く書かれてきただけに、出尽くしたようなところがある。
では目新しさを演出するにはどうすればいいのか?

この映画は既出の仕掛けを複数組み合わせることでその答えを出した。

これまでもビジネスや文化の面から、

ことを見てきたが、
物語もまた既存の知識の巧みな編集から生まれていくのだ。

そういえば数多くの推理小説を世に残した江戸川乱歩は、
欧米の推理小説のトリックを分類した本を残していた。
データベース作りが創作活動に必須だったのかもしれない。

現代ではビッグデータというキーワードに代表されるように、
世の中のありとあらゆるものがデータ化され、蓄積されていっている。

誰もが簡単にデータベースにアクセスできる時代はすぐそこだ。
また蓄積されたデータは人工知能で解析できるようになるだろう。
でも新しい組み合わせを探す作業は、今後も人の手に残るのではないか。

最後に映画のネタバレになってしまうので深く言及はしないが、
鑑賞後、思わず手にとった本が時間SFの辞典のような研究書。
これをもとに私も何か物語を…無理かな(苦笑)