格差社会は「お金を儲けたい」という欲望の結晶

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「格差」についてどう思われますか?
今流行の質問を受けたけど、正直何とも言えない。
結局のところ、大多数の人が格差社会を望んでいると思うから。

典型的な現代人が金で手に入れたがっているものは、もっと金をもうけることで、その目的はと言えば、見せびらかし、豪勢さ、これまで対等であった人たちを追い越すことである。」(バートランド・ラッセル「幸福論」

誰しも大なり小なり「お金を儲けたい」という欲望を持っていて、
これは「自分と他者との経済的な格差を広げたい」とほぼ同じ意味
だよね。
そして私たちが願ったとおりの格差社会ができあがっている。
これに対して批判することも、問題視することもできないなぁと。

ならば人生の良し悪しを考える際に、
まず第一に「お金」で判断してしまうことに問題があるのか?
これについては以前も指摘したとおり、

といった私たちの知性の限界とも言うべき問題があるからなんとも。

ひとつ気になることがあるとすれば、
お金を儲けるには「努力」と同じくらい「運」も重要なこと。

そういうわけで
「いかにして偶然の幸運をつかむか? それが私の関心事です!」
と伝え、
古典を引用しながらまとめた小冊子を売り込んでおいた(笑)

古典に学ぶ幸運論 古典に学ぶ幸運論

吉田 喜貴

(2015/07/04)

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