講演・取材メモ

食文化と美食探訪

和食の無形文化遺産登録から10年。何が変わった?

和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念して開催された、 日本料理人によるパネルディスカッションをオンライン視聴。 パネリストが超豪華。 髙橋拓児さん(「木乃婦」三代目) 中東久人さん(「美山荘」...
講演・取材メモ

資源パラドックス! 電気自動車は環境にやさしいのか?

最近、立命館大学のオンラインセミナーがおもしろくて、結構な頻度で視聴している(アーカイブ配信もあるし)。 脱炭素を目指す一方で、予期せぬ資源消費が起きていないか?と指摘する山末英嗣教授の回が興味深かっ...
食文化と美食探訪

日本料理×SDGs。プラスチックゴミと養殖魚。

先ごろ視聴した日本料理に関するオンラインセミナーで、SDGs(Sustainable Development Goals)に言及していたのでメモ。 和食文化学会シンポジウム 柴田書店オンライン日本料理...
食文化と美食探訪

サステナブルなレストランとは?(レフェルヴェソンス・生江シェフ)

味の素食の文化センターが開催する食文化にまつわるシンポジウムが、今年はオンライン配信に変更されて便利になった。 今回のテーマは「食のサステナビリティ」。 ちなみに去年の参加メモは、 髙橋拓児「日本料理...
講演・取材メモ

書店がダメになったのは、日本で最もサービスが悪い業態だから。

今日インターネット配信された朝日教育会議「これからの大学 for ダイバーシティ~多読・会読・連読の場~」で松岡正剛さんが書店がジリ貧になった原因を指摘。なるほどたしかにそうだな、と感じたのでメモ。 ...
講演・取材メモ

正倉院宝物研究の最前線(猪熊兼樹・三田覚之)

17日開催の東京国立博物館での講演会メモ。 「最前線」というだけあって、私が学生の頃(二十数年前)に学んだのと変わったなと感じたのは、 遣隋使で煬帝を怒ったのは「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子...
食文化と美食探訪

フランス人の料理への誇りはいかに形成されたのか?(橋本周子)

前回に引き続き「食の文化シンポジウム」から、フランスの古典から食の思想史を研究する橋本周子さんの話をメモ。 2008年に当時のフランス大統領サルコジ氏は、農業の見本市で次のようなスピーチをした。 「農...
食文化と美食探訪

髙橋拓児「日本料理の料理人は編集者である」

味の素文化センター主催の「食の文化シンポジウム」。 木乃婦の髙橋拓児さんが登壇されるとのことで足を運んだ。 京都で髙橋さんの料理をいただいたことはないが、我が家のおせち料理は、NHKで放送された髙橋さ...
講演・取材メモ

ブロックチェーンと深層学習(ジャパンタイムズ先端技術フォーラム)

昨日参加した講演会のメモ。 資産運用の手段としての仮想通貨には興味がないが、最新技術を体感しておいた方がいいな、と思い、さっそく口座開設の手続きをしておいた。 栢森加里矢「ブロックチェーンがもたらす社...
講演・取材メモ

鎌倉投信の初心者向け勉強会に参加

昨日は妻にねだられて、鎌倉投信の初心者向け勉強会へ引率。近く地元の自営業の方向けに資産形成の相談会みたいなこともするので、この機会に投資信託について基本から学び直そう!と臨んだ。これまで電話やメールな...
日本の歴史と文化

日本文化の根幹を担う、価値観が複合する言語感。

なかなか終わりの見えない復習メモ。京都と江戸、天皇と将軍のデュアル・スタンダード日本を動かしてきた「顕」と「隠」日本で庭造りが重視され続けてきた訳。神庭、斎庭、市庭。 に続く4作目。 「メビウスの輪」...
日本の神様と昔話

日本で庭造りが重視され続けてきた訳。神庭、斎庭、市庭。

さらに続く対談の復習メモ。江戸時代の大名屋敷の名残りもあり、東京は世界で最も庭園の多い都市と言われているらしい。歌川広重の「名所江戸百景」では、その8割に水が描かれたこと欧州の名所はモニュメントがセッ...
日本の歴史と文化

日本を動かしてきた「顕」と「隠」

前回に引き続き「日本問答」出版記念対談の復習メモ。顕(あらわるるもの)と隠(かくるるもの)慈円(1155~1225)が歴史の道理を読み解こうとした「愚管抄」に、こんな一節がある。※講談社学術文庫の現代...
日本の歴史と文化

京都と江戸、天皇と将軍のデュアル・スタンダード

昨年岩波新書から発売された「日本問答」の出版を記念した田中優子、松岡正剛 両氏の対談イベントへ参加して、日本を理解するには学びが足りないことを痛感してきた。内容について行けない部分も多かったので、本の...
食文化と美食探訪

鰻の料理史から見る料理文化の広がり(磯田道史さんの講演を中心に)

1月19日に味の素食文化センターで開催された 「江戸書物から読み解く庶民の食べ物と生活」。 磯田道史さんの講演「鰻の料理史」を中心にその内容を編集。 庶民が鰻のかばやきを食べるまで 万葉集に収録される...
日本の歴史と文化

日本文化の本質は何か?/シンポジウム「日本文化の展望」

今日は京都府・京都市・京都商工会議所が主催するシンポジウムに参加。 文化庁の京都から東京への移転が決定したのを記念したもの。 「吉田兄弟」の弟・吉田健一さんの津軽三味線の演奏で幕開け。 生で初めて聴い...
投資や経済の話題

コムジェストに学ぶ、独立系運用会社の生き残りの条件。

先月、私が企画に携わったイベントに、たまたま2日間続けて、コムジェスト・アセットマネジメントの高橋庸介社長にお付き合いいただいた。 詳細については下記のサイト等をどうぞ。 機関投資家・メディア向けのイ...
講演・取材メモ

スパークスへの信頼度が増した社内勉強会の見学

去る5月25日(木)8:00~開催されたスパークス・アセット・マネジメントの社内勉強会「バフェット・クラブ」を見学させていただいた。 個人投資家に社内勉強会を公開しようという同社の試みはもちろん、平日...
お薦めの本

木乃婦主人、髙橋拓児が語る八寸、造り、御椀の美学

テーマに興味がある時に参加している「脳の世紀シンポジウム」。今回は「食と脳」がテーマだから、私が行かなくて誰が行く?! 特別公演は京都の料理屋「木乃婦」主人の髙橋拓児さん。 2013年出版の著書「10...
講演・取材メモ

Aavishkaar インドの社会起業家向けベンチャーキャピタル

インドの社会起業家向けのベンチャーキャピタル"Aavishkaar"。ここで投資委員会のメンバーを務める橋本芳樹さんのお話を伺った。 日本では無名だが、世界の投資家から約200億円の投資資金を集め、イ...