日本の歴史と文化

IR情報等から企業を見る

高級レストラン運営の「ひらまつ」が今まさに変革の時

2003年の開店当初から年に1度は食べに行っているレストラン「代官山ASOチェレステ二子玉川店」が最近美味しくなった気がする。 これなら季節に1回くらいランチに行ってもいいかな?それなら投資して株主優待券(500株で20%割引)をもらおう...
NO IMAGE 食文化と美食探訪

井上馨主催の茶会の茶懐石が絶品!?/高橋箒庵「東都茶会記」

高橋義雄(1861~1937)。明治・大正時代に三井グループで活躍した実業家。茶人・高橋箒庵(そうあん)としても知られており、茶道三昧の日々を送るなかで茶会の記録を綴り続けた。 時事新報で連載された茶会記は後に出版され、全23冊におよぶ。...
NO IMAGE 文化で読む日本経済

江戸女性が憂う経済倫理/只野真葛「独考」

江戸時代の日本の女性が知識レベルが高かったことは、幕末に来日したシュリーマンの旅行記にも現れている。 「教育はヨーロッパ文明国家以上にも行き渡っている。シナを含めてアジアの他の国では女たちが完全な無知のなかに放置されているのに対して、...
NO IMAGE 日本の歴史と文化

日本の森林再生力の高さは火山噴火の賜物?

先日、東大寺の建造の裏側にある森林破壊についてまとめたけど、 東大寺大仏殿に環境破壊の名残を見る 今の日本がハゲ山だらけかというとそういうわけでもない。 江戸時代の浮世絵にはわずかな松が生えた荒廃した山が描かれるが、近年は「森林飽...
NO IMAGE 日本の美意識

田中仙堂「岡倉天心『茶の本』を読む」で名著の魅力を再認識。

読者家を自負する日本人の誰もが読んでいる、 内村鑑三「代表的日本人」(1894年) 新渡戸稲造「武士道」(1900年) 岡倉天心「茶の本」(1906年) この3冊が英文で世界に発信された時期は、日清戦争(1894年)、日露戦...
日本文化探究の旅

東大寺大仏殿に環境破壊の名残を見る

以前紹介したオーダー家具屋の家具蔵さんでこんな話を聞いた。 国産のナラ材が手に入りにくくなっているので、将来的には北米のオーク材に切り替わっているかもしれない。 この感じ、東大寺大仏殿の再建事情に少し似ているかも?ということで木の観...
NO IMAGE お薦めの本

徳川綱吉は人々の価値観を変えた名君?/磯田道史「徳川がつくった先進国日本」

奈良への旅をきっかけに古代史が見直されていることを知った。 卑弥呼の墓?の箸墓古墳。その名の由来は日本書紀に。 悪役に仕立てられた蘇我氏。近年は再評価が進んでいる? こうした歴史の再検証・再評価は古代史だけの話ではない。 徳川...
NO IMAGE 日本の歴史と文化

応仁の乱を生んだ? 興福寺の歴史/呉座勇一「応仁の乱」

奈良・興福寺の歴史について調べていたところ、応仁の乱勃発への文脈の中に興福寺が登場することに驚いた。 呉座勇一「応仁の乱」 著者によると京都市街を主戦場とした応仁の乱(1467~77年)は、その原因を辿っていくと興福寺の内部抗争に辿...
日本文化探究の旅

奈良時代の金堂が現存する唐招提寺

奈良の旅で最も印象に残った建築物は唐招提寺の金堂かな。 まず門前にゴチャゴチャとお店もなく静けさが保たれているのがいい。門をくぐって境内に入ると、真正面50mほど先に金堂の姿が見える。 その金堂が徐々に近づいてくる感じがうまく表現できな...
日本文化探究の旅

悪役に仕立てられた蘇我氏。近年は再評価が進んでいる?

日本最古の大仏は蘇我馬子が創立した飛鳥寺に鎮座している。通常、文化財は写真撮影禁止だが、ここではなぜかどうぞと勧められた。目が特徴的な仏像で、なんだかウルトラマンのように見えてくる。 しかし蘇我氏はこの時代の負のイメージを背負わされた...
食文化と美食探訪

奈良で蕎麦の求道者に出会い、江戸時代の「蕎麦全書」を読む。

奈良の旅で一番の美味は意外にも蕎麦だった。 「玄(げん)」で食べた一日二組限定の「蕎麦遊膳」 ご主人の蕎麦への深い愛が感じられる素晴らしい料理の数々。 ここまでのレベルに到達しても、「東京でおすすめの蕎麦屋を教えてもらえません...
日本文化探究の旅

卑弥呼の墓?の箸墓古墳。その名の由来は日本書紀に。

今回の奈良旅で一番楽しみにしていたのが箸墓古墳。事前に古墳の本を読みあさって予習までしてしまった。 箸墓古墳が卑弥呼の墓である根拠は?/白石太一郎「古墳からみた倭国の形成と展開」 ちなみに箸墓古墳を含むこの地域の遺跡の全体像を知るた...
日本文化探究の旅

東大寺を訪れたら転害門を見逃すな!

東大寺では大仏殿が外国人観光客を中心に喧騒の真っただ中にあるが、天平時代の創建当時の姿が拝める「転害門」は静寂につつまれている。 東大寺のなかで平重衡(1180年)、松永久秀(1567年)による戦禍を免れたのは、この転害門ほかには法華...
百人一首

長谷観音に願いをかけて/百人一首74「初瀬の山おろし」

うかりける 人を初瀬の 山おろし はげしかれとは 祈らぬものを 金葉和歌集の撰者、源俊頼(1055~1129)の一首。 初瀬は現在の奈良県桜井市の地名でもあり、この地の長谷寺に祀られる十一面観世音菩薩は古来より信仰の対象。ここの菩薩...
NO IMAGE 日本文化探究の旅

なんだかもどかしい古都奈良の現状

5泊6日の奈良旅で訪れた主な名所は訪れた順に以下のとおり。 興福寺 唐招提寺、薬師寺、法隆寺 箸墓古墳、大神神社 飛鳥寺、石舞台古墳、高松塚古墳、吉野山 橿原神宮、當麻寺、長谷寺、春日大社 東大寺 個々の話はもらってきた資...
お薦めの本

箸墓古墳が卑弥呼の墓である根拠は?/白石太一郎「古墳からみた倭国の形成と展開」

私が子どもの頃に習ったものとはだいぶ変わった日本の古代史。奈良に旅立つ前に古墳についていろいろ調べているのだけど、 前方後円墳発祥の纏向遺跡/英雄たちの選択 新春SP 前方後円墳を中国・朝鮮の古墳と比較すると…/森下章司「古墳の古...
お薦めの本

黄金に輝くだしの歴史・文化・科学/伏木亮「だしの神秘」

以前読んだ同じ著者の食の科学に関する本が面白かった。 懐かしの味は香りの記憶/伏木亮「味覚と嗜好のサイエンス」 今回は「だし」に絞って、より一般向けの内容になっている。書き留めておきたい内容をメモしておこう。 だしとうま味の人間の...
NO IMAGE 新古今和歌集

藤原定家の桜歌/拾遺愚草より10首

腰が壊れて動けなくなった時に(実は未だに完治せず…)、藤原定家の自選和歌集「拾遺愚草」をタブレットで読んでいた。※このサイトでPDF版がダウンロードできる! まもなく桜の時期がやってくるので、目に止まった定家の桜の和歌を10首ほど選んでみ...
NO IMAGE 日本の歴史と文化

藤原伊房。公文書偽造に密貿易とやらかし放題。

古今和歌集には「よみ人しらず」を隠れ蓑にして、紀貫之ほか撰者の自作の和歌が収録されているのでは?というのが昨日の話。 古今和歌集の見事な編集術。その裏にはよみ人しらずの陰謀? これについて調べていたら似たような話があり、勅撰和歌集の...
NO IMAGE 古今和歌集

古今和歌集の見事な編集術。その裏にはよみ人しらずの陰謀?

未知の情報が世にあふれると、いかにその情報を編集し、知を体系づけたくなるのが、私たち人間の性なのだろうか。 ルネサンス期のヨーロッパでは、 宗教的な抑圧から解放された知 東ローマ帝国滅亡で流入した古代ギリシア・ローマの知 航...