日本の美意識一覧

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市中の山居

「隠遁」や「数寄」に思いをめぐらす日々。 今後の生き方を白楽天に求めたこともあった。 白楽天「中隠」/官と隠のはざまを生きる(12/04/29) でも、もっと気が合う感覚と出会った。 16世紀の初め、京都や堺の商人が茶の湯をたしなむ中...

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枕草子に舞う桜/清少納言の桜観

みずから「お題」を作り、高速に「好み」を答え、断言する。 あちこち飛びながらも取り合わせが絶妙なエッセイ集「枕草子」。 清少納言が「桜」をどう見てたのか気になったので編集してみた。 「さても春ごとに咲くとて、桜をよろしう思ふ人やはある。」...

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菅原道真/梅が桜に変わる頃に

古代の日本で「春の花」と言えば「梅」だった。 いつごろ日本の関心が梅から桜へ移っていったのか。 和歌の世界では8世紀中頃の万葉集では桜より梅の歌が多く、 古今和歌集(905年)になると春の主役は桜に変わっている。 また今も変わらず京...

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グラデーションの日本美

春は桜から新緑へ、秋は紅葉。 四季の恵みは日本人の色彩感覚も豊かにしたのかな。 色と色の「間」の「あわい」表現の数がハンパない。 和色大辞典 色だけではなく、水墨画や枯山水あたりからはじまる 光と影の微妙な相互変化への関...

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うつしの美学/夏目漱石「草枕」

夏目漱石。 当時の先進国に学ぶべく、文部省の命でイギリスへ留学するが、 英文学研究への違和感から、精神に異常をきたして帰国。 帰国後に「我が輩は猫である」を執筆し、文豪への道を突き進む。 自信満々のイギリスが、癪に障ったせいなのか、 漱石は...

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花鳥風月の風は秋色

その起源は憂いに満ちた心を出入りしていた「花鳥風月」。 でも安土桃山時代以降、花鳥は障壁画、蒔絵、着物に舞い降り、 「花鳥の使い」が持っていた、あでやかな色合いを取り戻す。 そして今では、花鳥風月に関心を寄せれば、 浮世離れした「風流な人...