日本の美意識

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初めての電子出版「日本の月と桜」

第2版のお知らせ(2015年1月13日)  去年、初めて出版した本を追加内容ふくめ手直し。  軽微な変更なので、今回は値段はそのまま。  購入済みの方が改訂版を自動で取得する機能は、  今のところAmazonが未対応。→詳細 【更...
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日本の伝統美を楽しむ♪

どのような未来がやってくるのか? 今の私たちが何を望み、何を願うのかによって、 導かれる未来も変わっていくものなのだと思う。 人々の欲求が高い分野は自然とレベルが上がるものだから。 そして高い欲求を持った地域が世界を牽引することにな...
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見えないものを感じる力/ダイアログ・イン・ザ・ダーク

お釈迦様が悟りを開いたという12月8日。 食禅(じきぜん)なるイベントに参加してきた。 曹洞宗の祖、道元は中国へ留学した際、 禅寺の食事係、典座の心がけに禅の本質を見る。 道元が帰国後「典座教訓」をまとめて以降、 日本では禅と食は切っても切...
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月見のイメージ好転。西行と山越阿弥陀図。

平安時代初期には必ずしも印象が良くなかった月見。 しかし平安末期になると反転しているのはなぜか? 中秋の名月を詠わない古今集。月が不吉な竹取物語。 平安末期を代表する歌人、西行(1118~90年)が、 これでもか!というほ...
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中秋の名月を詠わない古今集。月が不吉な竹取物語。

西行(1118~90年)は詠んだ中秋の名月の和歌。 西行、中秋の名月を詠う(山家集) 日本ではいつ頃から中秋の名月を愛でていたのか? 「古今和歌集」(905年)の秋の巻を開いてみて、あれ? 中秋の名月を詠った和歌が一首もない上に、 秋の...
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見た目での差別に抵抗がない古代日本(古事記・枕草子)

基本的には「中身」より「見た目」の世の中だ。 ナンシー・エトコフ「なぜ美人ばかりが得をするのか」。 私たちの美に対する愛情は生物学に深く根ざしており、 「人が感じる美=遺伝子を残すために最適な見た目」 という事実に目を背けてはならないと説く...
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月は東に日は西に/蕪村・月の俳句集

月は東に日は西に。 井上陽水の歌にそんな歌詞があった気がするが、 これは江戸時代の俳人、与謝蕪村(1716~84)の 菜の花や月は東に日は西に という絵画的な俳句の1つだ。 ふと気がつけば、蕪村の月は、 自らの想いを月に投影する和歌の月...
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日本の十大家紋。弱さに秘められた強さを愛す。

弱さに秘められた強さを愛す。 昔話をはじめ日本の文化・歴史に見え隠れする特徴。 日本では「弱さ」は「強さ」よりも深い(13/09/16) 今回新たに気がついたのが「家紋」。 家紋のモチーフによくベスト10。 まず五大紋と呼ばれる5種は...
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恋をすると世界が違って見えるわけ/ルーマン「情熱としての愛」

日本が哲学に目覚めた時期が遅いのはなんでだろう? 西洋では古代ギリシア、中国では戦国春秋時代だけど、 日本は空海(774~835)あたりでようやくはじまる感じ。 おそらく日本では長らく無文字社会が続いたことから、 「考える」よりも「...
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瞬間を捉える日本美とその功罪

文化史において日本と海外との決定的な違いは、 日本は目の前の「美」を「点」で捉えようとすること。 古池や 蛙飛びこむ 水の音(芭蕉) 中国だったら漢詩で情景を描くことからはじまり、 最後の方はなぜか仙人や龍まで出てくる長文の詩。 西洋の...
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電子出版3作目「引き算の美学」

「日本の月と桜」に続く、「日本の美意識」シリーズ第2段。 日本は「引き算」、欧米は「足し算」って話をよく聞くけど、 そこにいたる日本の美意識はどんな系譜だったのか? なんてことを私なりに15,000字で編集。いつも通り100円。 出...
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日本を読み解く方法

これから立て続けに「日本」をテーマにお話ししながら会食♪ 投資と違って追っかけてる年数が短いから雑だけど、 日本を読み解く方法(PDFファイル) とりあえずこんな資料を準備中。欲しい人はどーぞ。
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海外に発信された「禅」/鈴木大拙「禅と日本文化」

英語で世界に発信された日本の美意識といえば、 茶道を題材にした岡倉天心「茶の本」(1906)。 同じような本が「禅」の世界にもある。 鈴木大拙「禅と日本文化」(1938) こちらは海外の大学での講演をもとに書かれた一冊。 ...
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禅以前の庭園造り「作庭記」

平等院鳳凰堂を造営した藤原頼通の三男、 橘俊綱が書いたとされる日本最古の庭園書「作庭記」。 日本の庭園美は室町時代に禅の思想と合わさって完成するが、 それ以前にも日本らしさを感じさせる造園法はあった。 「地形により池のすかたにし...
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禅の「無」が潜む、日本の美意識

この世界を理解するには、目に映る美しさだけではなく、 その奥に潜んでいる本質を心で感じることが必要だ。 だから真実を捉えるために、まずは真の自分を究明する。 そんな流れで日本の文化・芸術に「禅」が絡んでくる。 禅は「本来の自分と出会うこと」...
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電子出版3作目の設計図

もともと日本文化の追っかけをはじめたのは、 日本企業への長期投資のため、って観点もあった。 今という場所で世間と同じ視線で物事を見つめていては、 見えたとしても半年くらいの未来が限界だと思う。 だから文化的な歴史資源が蓄積された過去を知り、...
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ちひさきものはみなうつくし

幼な子、人形の道具箱、蓮の小さな浮葉、ひよこ、瑠璃の壺など、 身の回りの小さなものに「いとうつくし」と喜びを見いだす。 「ちひさきものはみなうつくし」(枕草子151段) 清少納言の想いは別のところにあったかもしれないが、 日本は古来より...
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東京の中心が「空っぽ」の不思議

皇居の西側をお花見さんぽ。 「桜だもん」という名に惹かれて、桜田門から歩いてみたが、 実際に桜が増えるのは半蔵門あたりからというドジっぷり。 堀の向こうには未開発の広大な土地が広がっている不思議。 世界の大都市、東京の中心には森があり...
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日本最古の花見と桜歌/日本書紀「履中紀」「允恭紀」

日本の文献で最初に「桜」の美意識が現れるのは、 「日本書紀」の12巻「履中紀」と13巻「允恭紀」。 「履中紀」には最古の花見の記録がある。 「三年の冬十一月の丙寅朔辛未に、天皇、兩枝船を磐余市磯池に泛べたまふ。與皇妃と各分ち乘りて遊宴びた...
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足利尊氏、弱さの強さ/清水寺願文・梅松論

室町幕府の初代将軍、足利尊氏は不思議な人。 湊川の戦い(1336年)で楠木正成を破って上洛し、 比叡山へ逃亡した後醍醐天皇の代わりに光明天皇を擁立。 その2日後にこんな願文を清水寺に奉納している。 この世は夢の如くに候。尊氏にだう心たば...