IR情報等から企業を見る

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ROEと株主資本比率は反比例

昨日の記事で、株主資本比率に触れてふと思い出した。 株主資本比率が低いほうがROEは高くなるんだったな。 だいぶ昔にも書いたけど、デュポンROEで式を分解すると、 ROE = 当期純利益/株主資本  ...
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TAC、決算書は面白いけど…

私が税理士試験を受験していた頃、TACに通っていた。 一番最初の授業には、教室いっぱいに生徒がいるけれど、 時間の経過とともに、徐々に減っていく。 でも、そんなのとは関係なく予備校って授業料が前払いじ...
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会計処理の方法の変更から読む

私が決算書を読む時は、いつも「会計処理の方法の変更」から読むクセがある。 危機感を煽って社内の士気を上げるためやトップの求心力を強めるために、 会計方針を変更してV字回復を演出することが行われている気...
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ROAの活用法はこんな感じ?

キヤノン御手洗さんが若き日のアメリカ赴任時代を語り始めると、 必ずアメリカの税務調査の話が登場する。 御手洗さんが利益追求に目覚めたきっかけだという。 アメリカに赴任して最初の決算の時、赤字になるのが...
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資本の部消滅後のROE

会社法施行に伴う会計基準の変更で、資本の部が破壊された。 従来は、「資本=純資産=自己資本=株主資本」だったが、てんでバラバラ。 資本の部が貸借対照表から消滅。純資産の部と名前を変えた。 また、純資産...
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PER をどう使うか

どんなに環境が変わってもPERは常に大事だと認識している。 100倍を超えるPERなんてありえない! 中にはとんでもない成長を遂げ、そのPERが妥当であったことが後に分かる企業もある。 でもそんな会社...
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デュポン式ROE分析Ⅱ トヨタと日産を比較

前回に引き続き、珍しく?予告どおりデュポン流のROE分析の話。 このデュポン式ROEの決算書分析は、 佐々木洋「決算書でわかる儲けの極意」に付属のExcelファイルを使うと 簡単にデータが取得できるの...
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ROE分析はデュポン流がお薦め

先週、大津広一「企業価値を創造する 会計指標入門」の紹介とともに、 デュポン式ROE = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ についてチラッと触れたけど、今日はそれももうちょっと掘り...