投資哲学を求めて

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損切りできない投資家心理

株式市場にお金を投じる、って行為は、将来の株価上昇を見込んでのもの。 でも、株式投資に限らず、私たちの思い通りの展開にならないのが世の常。 世の中、そんなウマイ話はなかなか転がっていないものだよね。 そう理解はしてるけど、誰もが自分の...
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投資と心の時計[改訂版]

チャートの両端をつかんで、ぎゅーッと引っ張って、直線にしたとする。そうしたら、左側の方が長くなりそうな気がする。投資家が感じる時間の長短は、株価が動いた距離に比例するのかも。--ここまでが09/09/17に書いた文章--「長くなりそうな…」...
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Adaptive Market Hypothesis -適応的市場仮説

MITのアンドリュー・ロー教授の記述に出くわしたのは、今年の7月がはじめて。その時は、日本語訳の本もなかったし、何の研究してる人かよく分からなかった。今回、P.バーンスタインの遺作「アルファを求める男たち」を読んで、ありゃま!!市場はランダ...
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経済学=経済に美しさを求めるもの?→だから変?

授業でマックス・ウェーバーの"Economy and Society"をかじった。ウェーバーは、人の行為の合理性を4つに分類していて、(1) instrumentally rational: 経済的な合理性(経済学のra...
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どこから世界を見つめるか

どんなスタイルで資産運用を行うかを考えるには、まず自分自身を知らなければ。なんて感じで、哲学も分からないくせに、妙に哲学的なアプローチを試みてきた。その一方で、私自身がそこまでこだわる価値のある存在なのか?という疑問もある。世界はとても広い...
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アセットアロケーションが分からない

マネー・カレッジの木田知廣さんから、アンケートの依頼を受けて提出した。目標アセット・アロケーションがテーマだった。日本株式・海外株式・日本債券・海外債券・その他で合計100に、というもの。あらためて考えてみると、モヤモヤするところがいくつか...
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投資と品格

投機と投資、デイトレーダーと長期投資家、集中投資と分散投資。一般的には前者より後者の方が、より知的な行為とされることが多い。より安全に高いリターンが得られるから、というのがその根拠だが…証券市場は、誰かが得をしたら、その裏では必ず誰かが損を...
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株式投資は低く抑えられた給料の穴埋めに?

株式投資の意義を考えたとき、「株式投資はインフレ防衛のために意味がある」としたけど、その後にモヤモヤ書いてる部分が気になって、もっと考えた。・年金基金は、企業に対し利益をあげ、株価を上昇させることを求める・労働者は、企業に対しもっと給料をあ...
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株式投資をすることの意味

「株式投資をすることの意味をこたえられますか?」(Blog:投資十八番)って問いかけに、こたえてみよう♪と思ったけど、たしかに難しいね。まずは個人の資産運用の視点だけで考えると、ごくフツーの答えは、株式投資はインフレ防衛のために意味がある。...
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企業価値評価の価値・2

以前書いた記事は長ったらしく、もっと簡潔に話をまとめられることに気づいた。企業価値評価は、あくまで「交渉の道具」にすぎない、ってこと。投資家の交渉相手は、バフェットさんが言うところの"Mr.Market"。擬人化したとこ...
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相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない

表題はデール・カーネギーが「人を説得する12原則」としてあげたうちの1つ。「われわれは、あまり大した抵抗を感じないで自分の考え方を変える場合がよくある。ところが、人から誤りを指摘されると、腹を立てて意地をはる。われわれは実にいい加減な動機か...
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新しいDCF法を探して

ファイナンスの授業を、目新しいことなんもないねー、とぼんやりと聞きながらも、なぜか変わった考えが頭の中を通りすぎていく。今回はDCF法について。一般的なDCF法の計算は、こんな感じで計算される。でも、2年後以降の割引計算の算式に、ふとした疑...
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企業価値評価の価値

私の頭の中では、企業価値評価が必要なのは、下記3つの場面を想定している。必要性・重要度の高い順に並べると、 裁判で株価を決める時 企業or事業の一部を買収する時 投資判断をする時 裁判所が株式の買取価格(主として株主から企業が買取り)を決...
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企業分析の深さと完成度、そして追認のバイアス…

投資の意志決定をする際、一体どこまで分析すべきか、これが難しいところ。インターネットのおかげで、際限なく情報を集めることは可能ではあるが…「情報をいくら分類、整理しても、どこが問題かをしっかりとらえないと正しく分析できない。さらにいうなら、...
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ドルコスト平均法への誤解

「株式投資って毎月定額購入して積み立てていくのが一番儲かるんでしょ?」そんな聞かれ方をしたら、みんなはどう思う? 私は若干首をひねった。毎月定額購入、いわゆるドルコスト平均法と呼ばれる投資手法。これって儲けがどうこうじゃなくて、心のコントロ...
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時の重要性

株式投資で遊ぶと、普通に生きるより、時間を意識することが多いかもしれない。ドル・コスト平均法を始めとして、長期投資の長期って一体どれくらい?とか、投資に考える時間もコストとして計算すると?さらにはタイミングなど、いろいろ。おそらく投資にとっ...
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ポーターの戦略戦略を投資戦略にからめて

ポーター「戦略の本質」の論文メモを書き、これで終わっちゃつまらないから、投資戦略にも話を持ってきて絡めてみる。論文のこの部分に注目してみた。「成長を追い求めるあまり妥協して一貫性を失うと、その会社の当初の製品構成と狙った顧客で得ていた競争優...
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DCF法はすでに死んでいる

昨日、師匠から「DCF法の株価算定がうまくいかない」との連絡を受け、久しぶりにDCF法の計算で遊んだ。(私はDCF法が基本的にキライ)そして、予測期間以後の計算をいじっていて、DCF法へのさらなる疑念。DCF法では予測期間以後の事業価値をそ...
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不確実性を楽しむ

人は今日真実であることは、明日も真実だろうと考えてしまうもの。常識的な考えって言われているものは、この繰り返しによって生まれてきたりする。ただ人の脳が規則性を望んでいるだけで、そんなの常識でもなんでもないかも。私たちの住む世界は、デコボコで...
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矛盾を反省する

昨年夏に続いて、ぐっちさん、空色さんとご飯食べる機会に恵まれた♪お2人の頭脳は私と違って、非常に論理的にできている。投資関連ブログを観察し、言動に矛盾があるとすぐに察知するようだ。私も投資家としての自ら振る舞いについて、矛盾を反省しているこ...