人生の哲学と科学

お薦めの本

植物は<知性>をもっている

植物に知性はあるのか? そう問われてふと思い出すのは「CSR三角形仮説」。 CSRといっても"Corporate Social Responsibility"ではなく、 植物の生存戦略を3つに分け、その頭文字を取ったもの。 ...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

未来のことは分からない。その善悪であればなおさらだ。

明らかに人選ミスと思われる有識者ヒアリングを受けた。 2050年のあるべき社会・経済の姿を語って欲しいと…。 ブログの過去記事を追ってもらえれば分かるとおり、 金融危機や3.11を経験したことで、 未来が現在・過去を評価するのだから… ...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

弱さは強さの欠如ではない/松岡正剛「フラジャイル」

経済的な合理性・効率性の追求をよしとする社会では、 日本人の感覚が滑稽なものに見えるというのが前回の話。 弱みを克服しなければ!という思考に陥りがちだけど、 そうした物の見方では世界を正しく読み解けないのでは? というのが最近のモヤ...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

プラトンの神遊び/ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」

ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」に触れた記事が最近人気。 遊びこそ文化の起源/ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」 遊び上手だった日本人/ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」 ウェブ上にこの本について言及したページが少ないからみたい。 ...
NO IMAGE 世界の名言・名文

小魚を煮るように国を治めよ/老子「治大国若烹小鮮」

老子の第60章にこんな一節がある。 治大国若烹小鮮 大国を治むるは、小鮮を烹るがごとし。 小魚を煮るときは型崩れしないように弱火でじっくりと。 大国の統治も料理と同じだと老子は説いた。 「私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今...
NO IMAGE 投資で創った人生哲学

投資で学んだ論理より直感の生き方

世間的には私の結婚の決断は異常な速さだったらしい。 ふりかえればちょうど1年前の今日、交際前の妻に 「この先私が結婚することがあるなら○○さんしかいない!」 と思ったことをそのまま口にしたのが事の始まり。 その事件の約100日前には...
お薦めの本

曲解された進化論/長谷川眞理子「進化とはなんだろうか」

著者はNHK「100分de名著」のダーウィン「種の起源」の講師。 岩波ジュニア新書だから読みやすいかな?と手にとった。 進化論に対して世間が大きく誤解している点が2つあるという。 自然淘汰が適応を生み出すように目的を持って働いてい...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

私たちは「数」で「質」を評価する方法しか持たない

今年注目のイベントといえば、やはりアメリカ大統領選挙。 共和党の候補はドナルド・トランプ氏になってしまうのか? 正気なのか、はたまた「大衆」に媚を売っているだけなのか…。 「大衆とは良い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めよう...
NO IMAGE 私の人生観

早期リタイアよりも幸福な白楽天流「中隠」生活

かねてより35歳での隠居を明言し、遂にその時がやってきた2013年。 完全な隠居はあきらめて、別の生き方を探しはじめた。 世を捨てても世に捨てられずに生きる(13/05/07) 思わぬ幸運のめぐりあわせで、1年後には新たな形...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

澄んだ水に月が宿るように…/一休宗純の名言

アニメの一休さんは架空の存在。 禅僧・一休宗純は型破りな人物で自ら「狂」を名乗った。 「悪」と称された歴史上の人物に近いかもしれない。 そんな一休の遺した名言をいくつか。 「今日ほめて明日わるく言う人の口。泣くも笑うも嘘の世の中...
お薦めの本

阿部豊「生命の星の条件を探る」

スティーブン・ホーキング博士と同様の難病、 全身の筋肉が次第に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、 自分の研究内容を次世代に受け継ごうと3年書けて書いた一冊。 NHKニュースの特集がきっかけで読みたくなった本だ。 難病の...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

セレンディピティを呼び込むアブダクション

野家啓一「科学哲学への招待」を読んでいて、 ふと目に止まった一節。 「アブダクションの方法は「発見の論理」という観点から注目を集めており、また現代では「セレンディピティ(serendipity)」と結びつけて論じられることも多い。」(P1...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

「強さ」よりも「弱さ」で世界を読み解きたい

世間が個人や組織に期待する「強さ」とは、 「能力や経験に基づいた将来の成長可能性」 なのだろうと思う。 そしてそれらを結集し、特に技術や経済を軸に、 目に見えないものやあいまいなものを排除しながら、 この世界を力強く前へ前へ進めることが人類...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

アイデアは模倣と編集によって生まれる

どうすればアイデアを手にすることができるのか? そんな疑問が生じたとき、誰もが手にすることになる本が、 不朽の名著、ジェームス・W・ヤング「アイデアのつくり方」。 著者がアイデア作成の基礎となる一般原理。(P28) アイデアとは...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

白楽天は晩年の詩がいい!

中国唐代の詩人、白楽天の「中隠」が大好き。 玄宗と楊貴妃を詠った「長恨歌」が有名だけど、 50代後半以降に詠んだ漢詩の方が味わい深い。 今日は目にとまったものを3つほど。五十年来思慮熟  五十年来の思慮熟す 忙人應未勝閑人  忙人ま...
NO IMAGE 日本の神様と昔話

現世と異界の時間の進み方。浦島太郎と竹取物語より。

死後の世界が人々の心の中に実在した時代。 現世と異界の間には、はっきりとした境界線があり、 たとえば黄泉比良坂の向こう側が死者の世界だった。 そして現世と異界では流れる時間が違う。 昔話では一定の法則を持って描かれていたようで、 浦島太郎...
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遠くのできごとに、人は美しく怒る。/石川逸子「風」

ふと目にとまった詩に、 人は今も昔も変わらないのだなぁと。 遠くのできごとに 人はやさしい 近くのできごとに 人はだまりこむ 遠くのできごとに 人はうつくしく怒る 近くのできごとに 人は新聞紙と同じ声をあげる 戦争を題材にした詩を発表し...
NO IMAGE 世界を読み解く方法

賢者と愚者は紙一重?/ホーフスタッター「アメリカの反知性主義」

1963年に出版された「アメリカの反知性主義」。 この中で歴史学者リチャード・ホーフスタッターはこう語る。 「反知性主義は、思想に対して無条件に敵意を抱く人々によって創作されたものではない。まったく逆である。教育ある者にとって、もっとも有...
NO IMAGE 電子出版・著作集

電子出版4作目「古典に学ぶ幸運論」

1年ぶりに新しいKindle本をつくった。 「古典に学ぶ~」をシリーズにしてみようかなと。 既刊の「古典に学ぶ人生論」は人生全般の話だけど、 今回は「偶然の幸運をつかむためには?」を探究すべく、 「富」「時」「遊」「待」「運」のテーマで編さ...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

自分のやり方にこだわれば、努力は害でしかない。

先日紹介した、桜井章一「努力しない生き方」。 「努力」の対義語を「工夫」と捉え、引き算思考を説いた一冊。 そういえば似たような話を説いている本があった。 芦田宏直「努力する人間になってはいけない」 専門学校の卒業式の式辞が...