人生の哲学と科学一覧

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菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半になって、日本における「菜根譚」の人気を伝えた...

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経済成長と人の幸福感

グレゴリー・クラーク「10万年の世界経済史」という本を読んでいて、「経済史からわかる驚くべき事実は、物質的な豊かさや、子供の死亡率の低下、成人の平均余命の延長、不平等の改善などが実現したにもかかわらず、現代人は狩猟採集時代の祖先に比べて、少...

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茂木健一郎「感動する脳」

2年前にお薦め図書として紹介した、脳学者・茂木健一郎氏の本が文庫化。 前は図書館で借りたから、今度は買って再読しつつ、以前の記事を改訂。 茂木氏の本は山のようにあって、一体どれがいいのか分からないけど、 個人的には、この「感動する脳」とデビ...

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読んだ本と振り返る2008年-幸福論

今年は取り憑かれたように本を読みまくり、その積み重ねのおかげで、リーマン破綻が触媒となって大暴走?、人生の新しい目標が見つかった1年。投資家よりも読書家だった2008年。読んだ本とともに今年を振り返ってみる。昨年夏頃に、なんとなく将来の目標...

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生と死-徒然草93段

「過去に直面した最も大きな試練は何か?」なんて課題レポート書くことになり、そういう切り口で攻められると訳分からない。あまり辛いとか感じないから。そんな私の考えと似ている、徒然草第九十三段と出会ってなんか嬉しかった。吉田兼好「徒然草」第九十三...

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徒然草・第74段

バタバタ働いて、長生きと利益に執着したところで、待っているのは老いと死。この世が永久不変じゃなくて、万物は流転するってことに早く気づきなさいよ。ってなことが第七十四段に書いてある。吉田兼好「徒然草」第74段 蟻のごとくに集まりて、東西に急ぎ...

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徒然草とスティーブ・ジョブズがリンクした

中野孝次「清貧の思想」をきっかけに「徒然草」を手に取った。第五十九段を読んだ時、スティーブ・ジョブズの名講演を思い出した。頭の中で古代と現代がリンクしたから、忘れないうちにメモしておこう。吉田兼好「徒然草」第59段 大事を思ひ立たん人は、避...

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中野孝次「清貧の思想」

今日は電車で東西大移動して時間があったから、掲題の本を半分ほど読んだ。読んでいる途中なのに、人に薦めたくなる。これ、良書の証。本阿弥光悦の孫、空中斎光甫のエピソードにふと考えさせられる。ある武士からさびた刀を金2枚で売ってくれと頼まれた時、...

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そうは言っても、じっとしてられない

以前、人の不幸の原因はじっとしていられないこと、なんてパスカルの言葉を紹介したけれど、幸せについて探求すると…。「生命は運動にある」とアリストテレスは言っているが、明らかにその通りである。肉体的な生命が、不断の運動によってのみ存立すると同様...

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生きる意味なんて初めからない

先日亡くなった川田亜子さんって、私と同学年の人だったことに気がついた。同世代の才色兼備な人が自殺だなんて、なんだか悲しいね。。。だが、亡くなる少し前に自身のブログに「生きる意味が分からない」ってなことを、書き残していたらしく、それが自殺の原...

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北村薫「ターン」

かなり間をおいて、前回の「スキップ」に引き続き、「ターン」を読んだ。交通事故にあった主人公が、他に誰もいない世界で、毎日3時15分になると、記憶は残ったまま、前日の3時15分にくるりん、と戻ってしまう。だからターン。スキップと比べると、ずい...

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人よりお金を儲けたいと思うのはなぜ?

私は初め「これ以上、世の中から馬鹿にされるのはゴメンだ」という気持ちから。高校卒業までは「将来が楽しみ」と先生を始めたくさんの人達に称賛されたけど、大学入学からは坂道を転がるように転落。まぁ、私自身のバブル崩壊ってとこ。そこで「儲けたお金こ...