生物と生命の不思議

生物と生命の不思議

好奇心が記憶の幅を広げ、創造力の源になる。

知的好奇心を追求するだけでお金を稼ぐのは難しい。 でも、株式投資ではそれが可能だから好きなんだ♪ と昨日の記事を書きながら、勝手に納得した。 日本に投資家が少ないのは、知的好奇心が低いから? 今日はもう少しだけ好奇心について掘り下げて...
生物と生命の不思議

チンパンジーからヒトの進化を読む/松沢哲郎「想像するちから」

ヒト以外の霊長類の研究から人間への認識を深める。 そんな霊長類学者のゴリラの本に引き続き、 人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 今度はチンパンジーの本を読んでみた。 著者は昨年、文化功労者にも選ばれた松沢...
生物と生命の不思議

人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」

サル、ゴリラ、チンパンジー。 ヒト以外の霊長類を研究することで人間への理解を深める。 そんな霊長類学と呼ばれる学術分野があるらしい。 先日少し引用したチンパンジーの研究に興味を持ち、心の豊かさの時代に起きる、共感の作用・反作用。調べてみたら...
食文化と美食探訪

料理がサルをヒトにした/スザーナ・エルクラーノ=アウゼル

進化の過程で私たち人間と猿を分けたものは何か? 直立二足歩行 火を使う 道具を作る あたりが主にあげられるのかな。 でも最近、リオデジャネイロ連邦大学の神経学者 スザーナ・エルクラーノ=アウゼルが唱えたのが、 単なる火の利用ではな...
生物と生命の不思議

人の身体はクローバル化に適応できない

日本のがん死亡率で最も多いのが「胃がん」。 そんな胃がんの主因と言われているのがピロリ菌。 ただ世界の人口の半数がこの菌に感染しているが、 みんなが胃がんに感染するわけではない。それはなぜか? Human-microbe mismatch...
お薦めの本

記憶が「心」をつくる/池谷裕二「単純な脳、複雑な私」

先日、ブルーバックス創刊50周年記念の講演会が開催された。 登壇者はブルーバックスから近刊の著書を出版された 宇宙物理学の大栗博司氏 脳科学の池谷裕二氏 大栗氏の著書は以前紹介したことがあるので、 科学の因果律を追...
生物と生命の不思議

記憶はどこにあるのか?/福岡伸一「動的平衡」

この世は無常迅速。 日本の古典でたびたび語られてきたことだ。 はかなし/日本人が人生を発見したことば 無常が日本の古典を美しくした/唐木順三「無常」 最近、身体の外側だけでなく内側も無常迅速であると知った。 私たち人間は6...
古典に学ぶ人生論

私はどこに存在するのか?/正法眼蔵・相対性理論

私たち人間は約60兆個の細胞からできている。 そしてそのうち数千億個の細胞は1日の間に生まれ変わる。 細胞レベルでは絶えず更新されていく私たちのカラダ。 流れゆく細胞の中で「私」は「私」をどこで認識しているのだろう? 「我思う、ゆえに我あ...
お薦めの本

意識は幻想/「神々の沈黙」から「ユーザーイリュージョン」へ

ユクスキュル「環世界"Umwelt"」。 すべての生物は知覚の枠内でしか世界を認識できない。私たちが「客観的」だと信じている、この目に映る世界は、 世界全体から「主観的」にある一部分を型抜きしたものにすぎない。 生物学者、日高敏隆氏の言葉を...
生物と生命の不思議

歳とともに変わる時の流れの感じ方(ジャネーの法則など)

歳を取ると時間が短く感じるのはなぜだろう? 年齢との比率(ジャネーの法則) 経過時間中に起きた新鮮な驚きの数 エネルギー消費量に比例する時間の速度 生物学や心理学から読み解く方法としてはだいたいこの3つかな。 ジャネーの法則 これ...
世界の名言・名文

知性の限界/ユクスキュル「環世界」

ユクスキュル。生物哲学者と呼ぶのが正しいのかな。 「環世界"Umwelt"」って概念は様々な分野に問いを投げかける。 環世界の考え方を私なりに簡単にまとめると、 すべての生物は知覚の枠内でしか世界を認識できない、っ...
お薦めの本

バイキャメラル・マインド(二分心)の衝撃

連塾最終回で「ゆらぎと創発をめぐる科学のための5冊」と題して、 松岡正剛氏が選んだうちの1冊、ジュリアン・ジェインズ「神々の沈黙」。 途中まで読んだけど「バイキャメラル・マインド」、すさまじい仮説だ。 著者は人間の意識がいつ誕生し...
世界の名言・名文

ダーウィン「種の起源」の名言は後世の要約?

「美は命を絶やさないための手段のひとつであり、美に対する愛情は人間の生物学に深く根ざしているのだ。」 ---ナンシー・エトコフ「なぜ美人ばかりが得をするのか」P268 なんて本を読んで以来、生物学に少し興味が沸いて考えてみると、 意思を...
お薦めの本

ナンシー・エトコフ「なぜ美人ばかりが得をするのか」

邦題の安っぽさがもったいない。 原題は"Survival of tha Prettiest ― The Science of Beauty" 本書は副題の示すとおり「美の科学」がテーマ。 結論はごく単純なもの。 ...
お薦めの本

茂木健一郎「感動する脳」

2年前にお薦め図書として紹介した、脳学者・茂木健一郎氏の本が文庫化。 前は図書館で借りたから、今度は買って再読しつつ、以前の記事を改訂。 茂木氏の本は山のようにあって、一体どれがいいのか分からないけど、 個人的には、この「感動する脳」とデビ...