世界を読み解く方法

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老子と荘子の相対性理論

中国古典の老子と荘子はセットで老荘思想と呼ばれる。 最近ようやく荘子を読んでみたら、なるほど老子に似ている。 上善は水のごとし(老子・8章) 天下に水よりは柔弱なるはなし(老子・78章) 老子は「水」こそが最善のあり方と説き、 その「...
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専門性の越境・再編集の時代へ/デザインする思考力

次世代のリーダー育成のための「場」を提供する、 東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム。 講師を務める東大教授6名へのインタビュー集が、 東大EMP/横山禎徳 編「デザインする思考力」 最先端で活躍する研究者の思...
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アイデアや幸運の神様を迎えるために

日本の正月は「歳神(年神)」を迎え入れるための行事だ。 やってきた歳神が御魂(その年の命)を配ることにより、 人は1歳年をとり、1年間健やかに暮らすことができる。 なんて話が伝わる地域が多いらしい。 家の外には門松やしめ飾りで神の来...
NO IMAGE パスカル「パンセ」

「動」の西洋と「静」の東洋

ここで留まるか、もっと踏み込むか…悩んでることがある。 思うがままに決断することが多い私にはちょっと珍しいこと。 ふとフレーズ・パスカル(1623~1662)の言葉を思い出す。 「人間のあらゆる不幸の原因は、ただひとつ、 部屋でじっとして...
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「パスカルの賭け」で投資の本質に迫る

投資とは「よりよい未来へ一票を投じる賭け」である。 「賭け」というと倫理的な悪(ギャンブル)が想起されるけど、 結果が分からないことを決断することは「賭け」にほかならない。 もし「賭け」でないと主張するのなら、 論理の積み上げで...
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リベラルアーツの交差点がアイデアの源泉

教養って何だろう? 英語に直すと、"liveral arts"(リベラルアーツ)。 “the area of learning which develop soneone’s ability to think and ...
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対角線の思考法/世界を読み解く方法を求めて

専門性の追求を離れ、気ままに知の冒険を楽しむ日々。 当初は投資家として大局観や大局的な思考法の獲得が目的だった。 「全体を判断する目とは、大局観である。1つの場面で、今はどういう状況で、これから先どうしたらいいのか、そういう状況判断ができ...
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3.11が告げたリスク管理社会の終わり

日本は「核」を通じて2種類の破滅を経験したことになる。 ヒロシマは「悪」をなそうとして起きた道徳的な破滅 フクシマは「善」をなそうとして起きた産業的な破滅 21世紀の脅威は、あからさまな悪意を持ったものではなく、 善意ではじまったも...
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「知の逆転」 常識を逆転させた6名の賢人

学問の常識を逆転させた6名の賢人へインタビュー。 ってなわけで「知の逆転」と名付けられたのが今日の一冊。 ジャレド・ダイアモンド ノーム・チョムスキー オリバー・サックス マービン・ミンスキー トム・レイトン ジ...
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世間と距離をおき、視点を変える。

幼い頃から奇行が目立ち、協調性に欠ける。。。 私の人生にとっては成功と幸福を呼び込んだ愛すべき特徴で、 世間から変人や宇宙人と呼ばれることを誇りにしていた。 でも体調を崩したり、東日本大震災が起こったり… 立て続けに心身ともに揺さぶ...
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IT革命後の情報と知性のせめぎ合い

ここ十数年の情報と人の知性の関わりについての認識を整理。 ネットの普及でテレビや新聞みたいに受け身で情報を得るのではなく、 これを調べたい!って前のめりに情報を得るって時代に変わった。 あらゆる分野で「学習の高速道路」が整備され、 高速道...
デカルト「方法序説」

主観と客観の転換点/デカルト「我思う、ゆえに我あり」

デカルト「方法序説」の記事が思いのほか好評なので、 オマケでデカルトについて調べてたときに出会ったおもしろい話。 subject(主観)とobject(客観)の日本語訳の不思議について。 まず英語の語源を古代ギリシアまでさかのぼると…...
デカルト「方法序説」

世界を読み解く方法/デカルト「方法序説」

直感や創造性にロマンティックな信仰をよせる者は肩身の狭い時代。 今の社会が期待しているのは、合理的で論理的な考え方だから。 そんな思考法の出発点は、やはり17世紀のデカルトだろう。 「方法序説」をパラパラと読み直しながら、要約・編集し...
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「考える葦」を文脈から読む/パスカル「パンセ」

今月のNHK「100分de名著」はパスカルの「パンセ」だった。 やっぱりラストは「考える葦」で有名な断章347が紹介されたけど、 パスカルの意図を正しく理解するには前後も読みたいところ。 「考えが人間の偉大さをつくる。」(3...
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人の弱さに寄り添い、壊れ始めたGoogle

Amazonに搭載されているおすすめ商品の表示機能。 投資を学び始め、一心不乱に集中していた頃は便利だった。 でも多分野を渡り歩く今の私には無意味な機能となった。 人の関心はうつろいゆくもの。システムで先回りなどできないのだ。 あん...
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まぐれと実力の取り違え

前回の「意味の渇望」に引き続き、周囲と話がかみ合わないこと。 それは「まぐれと実力の取り違え」。これがどうにもならない。 しかし正直に言うと、これには私自身もとらわれていた過去がある。 20代後半の幸運に、まるで武勇伝があったかのような幻想...
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見落とされたデカルトの言葉(論理的思考の欠陥)

論理を積み上げて、複雑なこの世界を分かったつもりになる。 そんな大きな間違えの出発点は、17世紀半ばのデカルト。 なんて話を以前書いた。→ 論理的思考の再構築に向けて(11/05/16) でも、デカルトが自らの思考法を説いた「方法序説...
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論理的思考の再構築に向けて

約10年前に日本でもブームだった論理的思考(ロジカル・シンキング)。17世紀半ば、デカルトにはじまる近代合理主義のなかで生まれ、20世紀のパックス・アメリカーナの時代に地位を確立したものだと思う。 現在・過去・未来のできごとのほとんどは、論...
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人生は偶然の積み重ねだけど

いつからだろう。人が人生の運・不運の原因を、偶然のまま放っておけなくなったのは。 偶然起きた過去を、後付け解釈によって、必然や運命に変換してしまう。私たちの脳が発達するにつれて、規則性を強く望むようになったからだろうか?よくある例が、努力し...
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論理より直感を信じているから(偉人の名言集)

今日真実であることは、明日も真実であると信じたくなるもの。人の脳が規則性を望んでいるから、論理的思考がもてはやされたりする。でもね、私たちの住むこの世界は、デコボコで不確実性に富んでいるよね。過去の出来事に対して、後付けの論理的解釈をつけて...