名言・名文

名言・名文

欲張りすぎて、バチ当たったかもしれない

エピクテトスの言葉に、なんとなく胸が痛い今日この頃。「忘れてはならないことは、きみは人生において、饗宴の席におけるようにふるまわねばならぬことである。馳走の皿がきみの前にまわって来たなら、手をさしのべ...
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事の大小が心の中で入れ替わる

昨日紹介した「お金と幸福のおかしな関係」に出てくる、ギクッとする一節。「心の会計に欠陥があることから、大切でない決定と大切な決定を区別することが困難になることも多い。・・・このことはまた、本当は寂しく...
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ムーン・イリュージョン

NASAが月のクレーターに人工衛星をぶつけてみたら水が出たそうな。→"LCROSS Impact Data Indicates Water on Moon"ぶつけた時、巻き上がった物質の太陽光反射で水...
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一見して馬鹿げていないアイデアは見込みがない

アインシュタインの言葉。物理学をはじめ自然科学の研究者に限った話ではない。ビジネスの世界でも過去から非連続なジャンプをした企業が覇権を握る。 先日、任天堂の岩田聡社長が決算発表の質疑応答のなかで、 「...
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ここ一番に星を見つめる心の静けさ

藤原正彦・小川洋子「世にも美しい数学入門」って本を読んでいて、アテネオリンピックでの室伏広治さんの話におぉー!、と感動した。最後の投擲に入る前に、フィールドにあお向けになっていたことについて、後のイン...
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道徳は後からヨチヨチついてくる

暇だから本ぐらいたくさん読もう、と欲望のおもむくまま、本を読んだ。9月末に今年読んだ本が200冊を超えた時、無駄に読みすぎている気がした。そんな時、ちょうどダーウィンの「種の起源」を読まなきゃ、と思い...
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アテンション・プリーズな世の中で

ドイツ人社会学者のEverett C. Hughesは、こんなことを考えてたらしい。どのネットワークにも属さない生き方って可能か?と問われて、うーん。。。なんとなく思い出す、秋葉原の通り魔事件について...
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伊達政宗の遺訓

「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし(過猶不及)」は論語の有名な一節。伊達政宗の遺訓に、似たようなものがあることを思い出したのでメモ。 仁に過ぐれば 弱くなる 義に過ぐれば 固くなる 礼に過ぐれば 諂とな...
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天才ってのは自分を信じることなんだ

ロシアの作家、マキシム・ゴーリキーの戯曲「どん底」に出てくる言葉。私の大好きなことば。自分を信じる心は、幸福をつかみとるために必須の要素だと思うから。自分で自分を信じられないような人間を誰が信じてくれ...
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アナリストレポートって読んでますか?

私の感覚がズレているかも?と気になることについて教えて下さい。投資判断に証券アナリストの企業分析レポートを参考にしていますか?私は株式投資をはじめて1,2年の間しか、アナリストレポートを読まなかった。...
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学者ってむずかしい

昨日、経済学者の田中秀臣さんのセミナーに参加してみた。私はそんなに深く経済学を勉強してないので、あまり分からなかったけど、約100年前の日本の経済学者、河上肇と福田徳三を研究し、対比しながら、現代の諸...
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モンテーニュ「エセー」を読む・その2

モンテーニュは1570年、37歳にして裁判官を辞めて隠居。その2年後あたりから「エセー」を書き始め、初版は1580年に出版される。この頃、ユグノー戦争(1562~98年)の名で呼ばれる、宗教内乱のまっ...
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モンテーニュ「エセー」を読む

知人に勧められて、宮下志朗氏・翻訳のダイジェスト版をまず読んだ。なかなかおもしろい。※宮下氏は全訳にも挑戦していて全7巻のうち3巻刊行冒頭部がブログの書き方の参考になるから、勧めてくれたのかな。 「読...
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政治家や経営者に望むこと

幸田露伴「努力論」のなかに、『有福』は祖先のおかげであって評価すべきところはない。『惜福』の工夫のある人は少し尊敬してもよい。『分福』の心のある人はさらに尊敬してよろしい。『植福』できる人こそ最も敬愛...
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クレディビリティはお金より大事

決算書など数字をいじって投資を楽しむことに飽きてしまった私は最近、お金と人生・幸福について、あれこれ考える方が好きになった。しかし「灯台もと暗し」とは本当に的を得た表現で、スゴイ人をすっかり忘れてた。...
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優雅とは暇で退屈がないこと?

働いている頃は、土日の過ごし方が分からず、休みの日が嫌いだった。そして今、なぜか学生になってしまい、なが~い夏休み。暇だ。でも、不思議と退屈しない。特に変わった生活をしているわけではない。8月中は50...
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不運を笑いに変える力

今日は休みだったので、本を読みながら皆既日食中継を見ていた。悪石島はとんでもないことに…。大雨で避難が必要になり、日食どころではない。まさに太陽が月に隠れた時に悪魔が降ってくる、って古い言い伝え通り?...
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ダイヤモンドはあなたのすぐそばに

ジョン・C・ボーグル「波乱の時代の幸福論」の初めの方に出てきた話。 テンプル大学創立者、ラッセル・コンウェル博士の名講義 "Acres of Diamonds" ←テンプル大学・ホームページへリンク ...
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長所と短所は結局同じ

「機嫌が悪い日って1年に1,2日くらいじゃない? 私の子供とは思えない。」母にこんなことを言われて、数日くらいはありそうだけど…、まぁそんなもんかな。その代わり、能力的にムラッ気満載で、コントロールに...
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菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。 「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半にな...