名言・名文

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風流とは心の揺らぎを楽しむこと

ビジネスの世界では「価値創造」って言葉が多用される。 でもそもそも「価値」とは一体何なのだろう?とふと思う。 「今日、人はあらゆるものの値段を知っているが、いかなるものの価値も知らない。」(オスカー・...
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村上春樹さんが期間限定で読者の質問に答える。巻2

村上春樹さんが読者との交流サイト。 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト ぼんやり読んでいると、ときどきおもしろい回答が目に止まる。 「自分の人生というのは実験室みたいなものだと考えることで...
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村上春樹さんが期間限定で読者の質問に答える。

村上春樹さんが読者との交流サイトを期間限定でオープン。 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト あまり小説を読まないから、作品は読んだことはないけど、 インタビュー集を読んで、考え方がシンプル...
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分かりそうで分からない。その楽しさと幸せ。

世の中の出来事で分からないことは意外と少ないもの。 もし直感的に理解できないことに出会ったのなら、 世間の常識に囚われている 過去の経験が理解の邪魔をしている その分野の知識が足りない といったことが...
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愛とは偶然に対する信頼/アラン・バディウ「愛の世紀」

九鬼周造の「恋と偶然」つながりで出会った一冊。 フランスで20万部以上売れた哲学書なんだとか。 70歳を超えても愛で世界を語るとはさすがフランス。 私たちは定義づけのような同一性に基づく整理法で、 世...
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感動するのをやめたら、生きていないのと同じ

こんなことをアインシュタインが言っていたんだとか。 感動の積み重ねが人生を豊かにするものだし、 感動は直感や創造性の源だから、なるほど!って感じ。 20代以降の頭の良し悪しの分かれ道もココだと思う。 ...
私の人生観

語り継ぎたい師匠の教え

ふと気がつけば師匠と出会ってから今月でちょうど11年。 一緒に働かせてもらったり、難題解決を手伝ってもらったり。 私が人生で特別お世話になっている方の一人なんだけど、 そんな師匠から20代のうちに教わ...
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創作物だが美しい、シアトル酋長の言葉

アメリカ原住民インディアンの土地売却をめぐる話。 といってもマンハッタン島を24ドルで売却した後(1626)、 複利運用していれば…という味気のない話ではない。 ペリーが日本にやってくる1年前の185...
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大きな詐欺を防止するための、小さな詐欺としての投信

この世で「善」のみを追求することは不可能だ。 まずは古典と経済理論から例を2つ。 中国の故事成語にこんなのがある。(後漢書) 水至って清ければ則ち魚なく、 人至って察なれば則ち徒なし。 水がキレイすぎ...
お薦めの本

月は太陽の夢である/ノヴァーリス「青い花」

ロマン派詩人、ノヴァーリス(1772-1801)作の未完の小説。 ヨーロッパから広がったロマン主義について詳しくは知らない。 でも「ロマン」という言葉のイメージにピッタリの「青い花」。 「月がおだやか...
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変人こそが天才/Apple Think Different 1997

スティーブ・ジョブズがアップルへ復帰した直後のCM。 アップル大復活へのスタート地点と考えると妙に納得。 “Here's to the crazy ones. The misfits. The reb...
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我々に残された資源は想像力のみ

歴史や文化を巡ってみて気づくこと。 今の世の中は足りないものは「想像力」なんだろうなと。 "True beauty could be discovered only by one who mental...
世界を読み解く方法

アイデアや幸運の神様を迎えるために

日本の正月は「歳神(年神)」を迎え入れるための行事だ。 やってきた歳神が御魂(その年の命)を配ることにより、 人は1歳年をとり、1年間健やかに暮らすことができる。 なんて話が伝わる地域が多いらしい。 ...
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恋と人生の心変わりについて

目的を遠くへ置き、現在を不確実な未来の手段にしたくない。 その時々、興味をひかれた目の前のものを精一杯楽しむ♪ こんな考え方のせいなのか、2、3年ごとに「転身」を繰り返す。 まったく人の心はうつろいや...
日本の美意識

岡倉天心「茶の本」の美文集・その2

今年は岡倉天心の没後100周年にあたることもあり、 私が書いた「茶の本」の紹介記事のアクセスが急増中。 岡倉天心「茶の本」を「不完全の美」で要約・編集 岡倉天心「茶の本」の美文集 この機会に私も再読し...
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ヘレン・ケラー「3日間だけ目が見えたなら」

ヘレン・ケラーが『The Atlantic Monthly』によせたコラム。 "Three days to see"(3日間だけ目が見えたなら) 原文のローマ数字の2以降が本題。 もし目が見える日があ...
お薦めの本

17~20世紀日本の名言集/磯田道史「日本人の叡智」

ベストセラー「武士の家計簿」の著者が集めた名言集。 初めて目にする名前も多く、とってもおもしろかった。 98人の名言のうち目に止まったものを書きとめておくと、 江村専斎 「もとより他術なし。平生、ただ...
兼好法師「徒然草」

いつやるか? 今でしょ!/徒然草59、155、188段

人生で大切なことのほとんどは「徒然草」に書いてある。 中身カラッポの自己啓発本ではなく古典を読むべし! 最近はやりの予備校講師のことばが胸を打つ。 「いつやるか? 今でしょ!」 これは兼好法師が「徒然...
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等号の発明/ロバート・レコード「知恵の砥石」

ロバート・レコード「知恵の砥石」にこんな記述があるという。 「~に等しい」という言葉をうんざりするほど繰り返さないために、私が仕事でよくつかっているとおり、1対の平行線、つまり同じ長さの2本線 = を...
古典に学ぶ人生論

しなやかな水のように/老子(8、67、78章)

「弱さ」にこそ「強さ」の源がある。 こんな不思議な反転を初めて指摘したのは、老子だと思う。 私の考える老子の根幹は「水のようにしなやかに国を治めよ!」。 「しなやかに生きろ!」と人生訓に読みかえること...