お薦めの本

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気象予報士が読み解く平安時代/石井和子「紫式部の暗号」

その道の専門家が読み解いた書物よりも、純粋に感動した他分野の専門家が語る方が魅力が伝わるのだろうか? 石井和子「紫式部の暗号」 源氏物語には正直これまであまり興味のなかったのだけど、気象予報士に気象描写がスゴい!と言われて興味がわい...
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豊田きいち「編集」を読んで思う。人生もまた編集なのだ。

小学館で40年近く編集者を勤めた方の編集に対する想いに触れた。週刊少年サンデーの初代編集長として有名なのだとか。 豊田きいち「編集」 2012年中に本書の原稿となるインタビューが完了していたが、直後に豊田氏が他界、2016年によう...
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ケヴィン・ケリー「インターネットの次に来るもの」

WIREDの創刊編集長ケヴィン・ケリーの最新作。 <インターネット>の次に来るもの-未来を決める12の法則 前作の「テクニウム」は難解で挫折したが今作は読みやすい。ただ著者のクセなのか、冗長になりがちなのが少し残念。 ...
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杉山正明「遊牧民から見た世界史」は歴史観が変わる一冊!

東アジアの歴史、とくに中華思想に対する認識が変わる一冊。本書のポイントをざっくりまとめておくと、 中華王朝の盛衰はユーラシアの騎馬民族の出方次第 漢は匈奴の支配下にあったといっても過言ではない 北魏、隋、唐の時代はテュルク・モンゴ...
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未来の株式会社は配当が現物給付?/水野和夫「株式会社の終焉」

長期投資を前提に考えた場合、一番の不安材料と言えば、株式会社と証券市場は今のまま、あり続けられるのか?という疑問。 昨年読んだ奥村宏氏の本では、 投資家必読の一冊! 奥村宏「資本主義という病」 巨大企業が解体されてゆく未来が示...
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懐かしの味は香りの記憶/伏木亮「味覚と嗜好のサイエンス」

土瓶蒸しの松茸の話から引き続き、香りと脳科学について調べている。伏木亮「味覚と嗜好のサイエンス」にこんな記述があった。 「においの記憶は確かで変質しません。味は舌から延髄、大脳各部位といくつも神経を乗り換えて眼窩前頭皮質でにおいの信号...
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日本の真珠産業の盛衰/山田篤美「真珠の世界史」

中公新書の「○○の世界史」シリーズは面白い本が多く、これまで読んだ中では「コーヒーの世界史」が特にオススメ。 今回読んだ山田篤美「真珠の世界史」は、20世紀に世界を席巻した日本の養殖真珠の話が興味深かった。 ミキモトが世界初の真珠養殖に...
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木乃婦主人、髙橋拓児が語る八寸、造り、御椀の美学

テーマに興味がある時に参加している「脳の世紀シンポジウム」。今回は「食と脳」がテーマだから、私が行かなくて誰が行く?! 特別公演は京都の料理屋「木乃婦」主人の髙橋拓児さん。 2013年出版の著書「10品でわかる日本料理」は素晴らしく、一...
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目の見えない人は世界をどう見ているのか?

思えば特に精神面で30代の人生が充実しているのは、30歳になってすぐの2008年に出会えた 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」 中野孝次「清貧の思想」 の2冊の本がすべてのはじまりだったと言える。 そんな坂本先生のお話...
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噴火が誘発した飢饉と革命/上前淳一郎「複合大噴火」

Wikipediaの「火山噴火の歴史」を眺めていると、2014年以降、世界で火山の噴火が増えているように見える。Volcano Discovery には世界の噴火状況が一目で分かる地図もある。 景気の循環にも関係があるかもしれないから...
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人工知能 vs 棋士/大川慎太郎「不屈の棋士」

将棋界で観戦記者が、羽生善治、渡辺明をはじめとする代表的な棋士11名に、将棋ソフト(人工知能)をテーマに行ったインタビューをまとめた一冊。 多くの棋士の発言から私なりの判断をまとめると、 将棋ソフトの実力はトップレベルの棋士と同等か...
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世界システム論を支持するなら、新興国への投資は必要なし。

確定拠出年金をはじめるにあたり今一度、考え直しているのが、ポートフォリオに新興国株式を入れる必要があるかどうか。インデックスファンドに投資することになるからね。 新興国へ投資してこなかった理由 BRICsが話題になった頃、サッカー好きだ...
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竹川美奈子さんのおかげで確定拠出年金を始める

春に竹川美奈子さんからいただいた著書、「臆病な人でもうまくいく投資法」。投資信託で資産形成をしている個人投資家の実例集だ。 他人の投資法を読んだところで参考になるのか?十数年続けてきてこの本に心を乱されるなら投資家失格だろう。というのが...
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地学と美食の魅惑のコラボ/巽好幸「和食はなぜ美味しい」

巽好幸「和食はなぜ美味しい」。副題に「日本列島の贈り物」とあるように、豊かな和の食材は地震や噴火と引き替えに得たものだった! マグマ学者が新たな気付きを与えてくれた一冊。今年読んだ本の中で一番おもしろかった。 まずは出汁の話からはじまる...
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性善説が科学的に証明された?/池谷裕二「脳はなにげに不公平」

池谷裕二「脳はなにげに不公平」。脳科学者が最新の論文を紹介しながら書いたエッセイ集。 かなり面白かったのでいくつか紹介していこうと思うけど、まずは古代より続く「性善説vs性悪説」が科学的に決着?という話。もとになった論文は2012年に発表...
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不妊症の野菜を食べ続ける人類の未来は?/野口勲「タネが危ない」

ADMへの投資をはじめたのを機に農業ビジネスを探究している。 その中で知ってしまった野菜のタネに関する恐るべき現状。 固定種とF1種 タネには大きく分けて、固定種とF1種の2種類があり、 固定種…地域で何世代に渡って育てられ...
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老化の黒と若返りのピンク/野村順一「色の秘密」

白・黒・紺の服装がメインだった妻に「葬式みたいでヤダ」とねだったら、この春からピンク色や水色の服も着てくれるようになった。 最近ふと、、、キレイに見えるんじゃなくて、実際キレイになってないか?と目の錯覚か、単なる盲目か、でも昔なにかで色に...
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太陽の黒点活動と景気や気象の関係

約8年前、太陽の黒点数の変動と景気循環に関連あり?という本を読んで以来、調べ続けているこの話。過去を振り返り、太陽に黒点が出なかった日数ランキングを見ると、※黒点の数が少ない=太陽の活動が停滞=景気低迷? 1913年…311日 1...
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エコノミスト誌が語る「通貨の未来 円・ドル・元」

イギリスの伝統ある経済誌「エコノミスト」。2000年代においても部数を伸ばす世界でも稀な雑誌だ。※2001年…76万部、2015年…155万部(本書「はじめに」より) その「エコノミスト」が2015年10月~2016年1月に取り上げたド...
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植物は<知性>をもっている

植物に知性はあるのか? そう問われてふと思い出すのは「CSR三角形仮説」。 CSRといっても"Corporate Social Responsibility"ではなく、 植物の生存戦略を3つに分け、その頭文字を取ったもの。 ...