お薦めの本 億万長者の罪を描いた、ピーター・S・グッドマン「ダボスマン」。 ニューヨーク・タイムズの記者が書いた ピーター・S・グッドマン「ダボスマン」 副題は「世界経済をぶち壊した億万長者たち」。 ダボスマンの意味するところは、 当初…「世界経済フォーラム年次総会」(通称、... 2023.01.17 お薦めの本資本主義問題
お薦めの本 美術鑑賞で観察力を鍛えるのが流行? 年末年始に似たような内容の本をセットで読んだ。 エイミー・E・ハーマン「観察力を磨く名画読解」 神田房枝「知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法」 どちらもAmazonのレビュー投稿数が多く... 2023.01.15 お薦めの本
お薦めの本 読んだ本と振り返る2022年 元旦にこれから学ぶべきは、真理に迫る学問は、人間の内と外の先端を探求する分野では? 人間の内側を突き詰める…脳科学 人間の外側を突き詰める…宇宙物理学 なんてことを書いたのだが、宇宙物理学の壁は厚い。... 2022.12.28 お薦めの本
お薦めの本 多神教は新興宗教にだまされやすい? 長沼伸一郎「世界史の構造的理解」を読んでいて、ふと思ったこと。 著者はユダヤ教、イスラム教、キリスト教が、なぜ同じエルサレムで生まれたのか?を経済と結びつけて説く。 エルサレムはメソポタミアとエジプト... 2022.11.19 お薦めの本日本の歴史と文化
お薦めの本 チャールズ・スペンス「センスハック」 「センスハック」の言葉の意味がよく分からず、また邦訳の副題が「生産性を上げる究極の多感覚メソッド」と、安っぽいビジネス書の匂いがして、見向きもしていなかった一冊。 しかし最近、著者がチャールズ・スペン... 2022.10.05 お薦めの本人生の哲学と科学
お薦めの本 安全資産・リスクオフとしての「円買い」はどこへ行ったのか? 今年4月に1ドル125円を超えた円安になり、これまで歓迎されてきた円安が、世間で警戒されるようになった。 歓迎されなくなった円安。貿易統計を眺める。(22/04/17) 私自身は6月になって1ドル13... 2022.09.18 お薦めの本
お薦めの本 100ページで思想家「現代新書100」。ショーペンハウアーを100円で読む。 9月13日創刊の講談社現代新書の「現代新書100」。今こそ読まれるべき思想家を100ページでまとめるシリーズだ。 創刊前の先行配信で、梅田孝太「ショーペンハウアー」が、電子版100円キャンペーンだった... 2022.09.11 お薦めの本
お薦めの本 書籍の表裏が分かりにくいわけ/ヘンリー・ペトロスキー「本棚の歴史」 本の部分の名称で「背」と言われると、どこ?と混乱しがち。 本棚に並べたときに、こちら側に向いている、タイトルが書かれた部分が「背」に該当する。というような表現をすると表側なのに「背」なの?と混乱する。... 2022.08.22 お薦めの本
お薦めの本 チャールズ・C.マン「魔術師と予言者」 今朝、国連の報告書の人口推計がニュースになっていた。 インドの人口が来年、中国を上回る見込み 今年2022年11月には世界の人口は80億人を超える 2050年には97億人に達する見通し 地球環境の崩壊... 2022.07.12 お薦めの本
お薦めの本 キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」 キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」。リチャード・セイラーやダニエル・カーネマンとの共著で、著者の名前を見かけたことがあったので読んでみた。 テロと気候変動、オゾン層破壊と気候変動。それぞれの対応... 2022.07.06 お薦めの本偶然とリスクの諸相
お薦めの本 産業革命とは何だったのか?/長谷川貴彦「産業革命」 「産業革命以来の○○」「第○次産業革命」…等々、イギリスの産業革命を起点にした記述を多く見かけるが、そもそも世界史・経済史における産業革命の位置付けを知らない。 小川幸司&成田龍一「世界史の考え方」を... 2022.06.20 お薦めの本世界と日本の経済史
お薦めの本 小川幸司&成田龍一「世界史の考え方」は、視野が広がる良書! 今春より18世紀以降の近現代史は日本史と世界史に分けず、「歴史総合」という新しい科目で、高校の授業がされているらしい。 それに合わせた岩波新書のシリーズ本「歴史総合を学ぶ」の第一巻、「世界史の考え方」... 2022.06.07 お薦めの本
世界を読み解く方法 好奇心の羽を広げて直感を磨く/羽生善治「直感力」 羽生善治さんの書籍を再読・編集するのが止まらなくなってしまい。今回は2012年に出版された「直感力」より。 羽生さんが「直感」をテーマに執筆することになったのは、 おそらく2005年出版の「決断力」で... 2022.05.28 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 選択に迫られた時に読み返す、羽生善治「大局観」。 私が投資に前のめりになるのは、株式市場が暗いムードの時なので、欲しかった企業の株価がどれもお買い得に見えて絞るのが難しい。選ばなかった方の企業の株価が上昇してしまったり…(苦笑) 星の数ほど多くの手か... 2022.05.26 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 羽生善治「決断力」に学ぶ、情報との向き合い方。 羽生善治さんの「決断力」が出版された2005年当時は、家庭向けのインターネットの人口普及率が70%を超えた頃。(2001年は44%だったが、その後ADSLや光回線の普及で急上昇。) それまで一般市民の... 2022.05.23 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 私にとって最高の投資指南書、羽生善治「決断力」 私が投資家人生で一番参考にしている方は、 ウォーレン・バフェットさんよりも、将棋の羽生善治さん。 2005年に出版された「決断力」との出会いにはじまる。 この本を手に取ったきっかけは、とてもふざけたも... 2022.05.19 世界を読み解く方法お薦めの本
お薦めの本 金融の神様は何を間違えたのか?/セバスチャン・マラビー「グリーンスパン」 1987~2006年にFRB議長を務めたアラン・グリーンスパン。 在任中は「神様」や「マエストロ」と崇められていたが、退任直後に起きた金融危機に責任の一端があると指摘され、その評価は失墜。今も功罪の議... 2022.04.30 お薦めの本金融危機2007~?
お薦めの本 21世紀版「海賊資本主義」/水野和夫「次なる100年 歴史の危機から学ぶこと」 水野和夫「次なる100年 歴史の危機から学ぶこと」は、「ゼロ金利」の持つ意味を歴史的背景を踏まえて掘り下げた一冊。 私が投資をはじめた約20年前、ゼロ金利は日本に特有の珍現象だったが、今や金利がないの... 2022.04.20 お薦めの本資本主義問題
お薦めの本 トランプ誕生までの思想的背景/岡本裕一朗「アメリカ現代思想の教室」 2016年の大統領選挙でトランプが勝利したのは「反知性主義」ではない。その背景を読み解いた、岡本裕一朗「アメリカ現代思想の教室」が、とても興味深かったので図解してみた。 2022.04.08 お薦めの本資本主義問題
お薦めの本 数学者、加藤文元氏の異分野対談「人と数学のあいだ」 「人と数学のあいだ」 数学者、加藤文元氏と異分野の方との対談集。 竹内薫氏(物理学・プログラミング) 岩井圭也氏(小説) 上野雄文氏(脳科学) 川上量生氏(ビジネス) といった面々との対談が収録されて... 2022.03.30 お薦めの本