お薦めの本

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愛と平和を説きつつ戦うのはなぜ?/石川明人「キリスト教と戦争」

なぜキリスト教は愛と平和を説きながら、戦争ができるのか? そんな素朴な疑問をキリスト教徒の著者が読み解く、 石川明人「 キリスト教と戦争」 が興味深かったのでメモ。 現在のカトリック教会の戦争に対する立場 現...
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エシカル消費よりも寄付の選別に頭を使え!/ウィリアム・マッカスキル「効果的な利他主義宣言!」

本屋でたまたま手にとった ウィリアム・マッカスキル「効果的な利他主義宣言! 慈善活動への科学的アプローチ」 目次を開いて飛び込んできた文言にビックリ。 第8章 搾取工場の商品を避けるべきでない道義的理由 これ...
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すべての歴史は現代史!/本村凌二「教養としての世界史の読み方」

歴史入門書というジャンルは次から次へと出版されては消えていく。 つまりはどれも似たり寄ったりで、他の本の焼き直しということなのだが、 今回読んだこの本は出色のできばえで、名著として長く残りそうだ。 本村凌二「教養と...
お薦めの本

アンドロイドは人間を映し出す鏡/石黒浩「ロボットとは何か?」

アンドロイド研究を通じて人間を理解しようと探求する石黒浩氏。 自分そっくりのアンドロイドを作って感じたことが記された著書、 「ロボットとは何か? 」(2009年出版)がおもしろい。 人間は自分でさえも表面的にしか認識していない ...
お薦めの本

日本企業に投資するなら長寿の同族企業?/ファミリービジネス白書2018

日本企業には自分の在任期間中だけなんとか乗り切れれば、 といったサラリーマン経営者が多いと揶揄されることがある。 私が投資している日本企業も11社のうち7社が創業家の経営者。 魅力的な企業を選ぼうとすると、自然とこうなってしまうのかも...
お薦めの本

太陽の黒点活動と景気や気象の関係

久しぶりに太陽の黒点数の推移を調べてみると、今が太陽の活動周期の底のようだ。 こういう期間には、なぜかきまって金融危機が起きてきたので、 はたして無事乗り切れるのか、興味深いところではある。 2016年5月に書いた記事 約8...
世界を読み解く方法

高僧との禅問答のような…高川武将「超越の棋士 羽生善治との対話」

2010年9月から永世七冠達成の2018年1月までの7年間におよぶ 羽生善治さんへの全8回のインタビューをまとめた1冊、 高川武将「超越の棋士 羽生善治との対話」 うつ病経験者で...
お薦めの本

たねや急拡大の秘密「近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本」

たねやの四代目、山本昌仁氏が書いた本がかなり面白い。 お菓子づくりに込められた想いが分かり、 たねやのお菓子を食べたくなるのはもちろん、 縮小する業界で右肩上がりの成長に導いた三代目の手腕が特に興味深い。 そのあたりの記述を中心に編...
お薦めの本

体外受精はいまだ人体実験のレベルなのか?

昨年から今年にかけて開催された連続シンポジウム「激動する世界と宗教」。 その最終回の模様を収録した「宗教と生命 激動する世界と宗教」の中での、 生命倫理学を専門とする安藤泰至氏の発言に驚いた。 「体外受精の成功率を考えてみても...
お薦めの本

若いうちに投資を経験すべき理由/村上世彰「いま君に伝えたいお金の話」

約10年前に「村上ファンド」と称され世間を賑わした村上世彰氏。 当時は「物言う株主」として経営者から煙たがられ、悪いイメージをつけられた。 しかしここ数年で、 投資家に企業との建設的な対話を促す「スチュワードシップ・コード」 ...
世界を読み解く方法

絶版本 ノルベルト・ボルツ「意味に餓える社会」を要約

1997年に書かれたノルベルト・ボルツ「意味に餓える社会」。 結構お気に入りの本で、数年に1度読み返しているのだけど、 だいぶ前から絶版のまま入手困難なのが残念。 原題はドイツ語で"Die Sinngesellschaft"。 その...
お薦めの本

伝説のクソゲー「いっき」に百姓一揆の本質を見る/呉座勇一「一揆の原理」

「一揆」と聞くとファミコン世代の私は、 サンソフト(現在はサン電子)のゲーム「いっき」を思い出す。 農民が悪代官の屋敷に殴り込みをかけに行くゲーム。 奇妙だったのが初期武器は鎌で遠距離攻撃が可能なのだが、 鎌より強いはずの竹...
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心が通じ合うとは、相手の言葉が予測できること?/池谷裕二「できない脳ほど自信過剰」

脳科学の論文を紹介したコラムをまとめた 池谷裕二「できない脳ほど自信過剰」 このなかで一番興味深かったのは、 「気が合う」を科学的に解明しようとする研究者の論文。 ...
お薦めの本

食が情報として消費される世の中への嘆き/柏井壽「グルメぎらい」

「美味しいものを食べること」と「グルメ」という言葉の間に、 奇妙な溝が広がり、その原因を検証した一冊がおもしろい。 柏井壽「グルメぎらい」 著者が嫌うグルメとは、美味しい料理...
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縦書きは東アジアの宗教だ/石川九揚「日本語とはどういう言語か」

東アジアにキリスト教やイスラム教と同列にできる宗教は存在せず、 代わりに生み出されたのが「書字」すなわち「文字を縦書きすること」。 そんな興味深い主張が書家が書いた本に記されていた。 石川九揚「日本語と...
お薦めの本

小榑雅章「闘う商人 中内功 ダイエーは何を目指したのか」

ダイエーは生活圏になく、高校生の頃には経営不振に陥っていたため、 次のような貧弱な知識しか持っていなかった。 東横線に乗ると都立大と学芸大の間でゴルフ練習場の向こう側に見えた店。Jリーグ・ヴィッセル神戸の元メインスポンサー。福岡の野...
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再訪したくなる店の秘密/チャールズ・スペンス「おいしさの錯覚」

食べた料理が記憶に残りやすい店とそうでない店がある。 同じように美味しいはずなのに、それはなぜか? そんな疑問にチャールズ・スペンス「おいしさの錯覚」が科学的に答えていて、 私が繰り返し食べに行く店に当てはまる例が多く、とても興味深い...
お薦めの本

インスタ映えの起源はフランス料理のガストロポルノ?

私たちが味覚だけで食事を味わっているのではないことを科学的に説いた、 チャールズ・スペンス「おいしさの錯覚 最新科学でわかった、美味の真実」。 著者はポテトチップスを噛じる時の音を増幅させると、 実際よりサクサクで新鮮だと感じることを...
お薦めの本

ネットが宗教を破壊したのか?/激動する世界と宗教

明日第3回目の最終回が開催されるシンポジウム「激動する世界と宗教」。 興味があったものの参加できなかったが、今月から書籍化がはじまった。 「宗教と資本主義・国家 激動する世界と宗教」 パネルディスカッションの模様を収録した部分で興味深...
お薦めの本

魯山人、家庭料理の大切さを説く。

北大路魯山人は伝説の高級料亭「星岡茶寮」のイメージから、 たいそう豪華な食生活を送っていたように思われるが、 「手のこみ入ったものほどいい料理だと思ってはいないか。高価なものほど、上等だと思っていないか。」 という言葉が表すように、 ...