翻訳を国家戦略に掲げるべし!

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大学院へ行くぞ!と決めた去年10月以降、英語とちゃんと向き合ってるけど、
英語を英語のまま考える、なんて天才的な思考は遙か彼方にも見えない。
英文ケース分析の授業で、意味を取り違えてたりして、ありゃ?なんてことも(笑)
やっぱり日本人だから日本語の方が早く読めるし、理解度も格段に違うわけで…。
こうして翻訳家の偉大さを今さらながら実感して考えたこと。

世界中の知を日本語に翻訳する!ことを国家戦略として掲げることを提案したい。
例えば「翻訳による印税収入は無税」として翻訳家を徹底的に優遇したり、
翻訳家を目指す人の支援、高性能な翻訳ソフト開発を支援するなとなど。
日本人の知的欲求を言語の壁から解放するのだ!

グローバル化の時代だから英語のできない奴は放っておけ、というのも分かる。
でも、日本は豊かな国だから、英語使わなくても一生困らなかったりするし、
他の新興国みたいに英語覚えて外に出て行かなきゃ、って意欲もわくわけない。
とはいえ、今の世の中Googleの登場で英語圏が絶対優位。このままだと…

だから、英語が苦手でも才能がある日本人を生かしきるために、
国が主体となってでも、世界中の知の日本語訳を推し進めるのだ。
そしてそれを読んだ人が自分の中で消化し、日本語で世界へ発信する。
世界における日本語生き残り戦略、みたいな側面もあるかな。

というのが、私が選挙に立候補するときのマニフェストということで(笑)
次の選挙のように"民主党"ラベルなら当選確率上昇、みたいなオイシイ局面に
いつか出会えることがあれば、政治家に挑戦するのも悪くないと思ってる。

とりあえずは「日本人なら必ず誤訳する英文」とか読みつつ、
これは紹介したい!と思った英文をスラスラ翻訳できるよう努力してみるつもり。
まぁ逆に、外国人が日本語覚えてくれて、世界に日本語が普及すればいいけど、
ジャポニズムやクールジャパンは、押しつけようとしても無理だよねー。

長くなってしまったので最後に、
最新版のバフェットからの手紙の日本語訳をブログで無償提供してくれる、
Alphaさんbabooconさんへ心より敬意を表して、おしまい。

コメント

  1. 既に世界中の重要な発見や知識が全て英語に集約されて日本の頭上を素通りするような状況になっているとすると、確かにゆゆしき事態です。
    情報の伝達スピードを考えると日本人が英語をもっと学ばなければという思いもありますが、大多数への情報伝播、理解力(それと日本人の英語嫌い?な国民性も)の面を考えると、国策としての英語翻訳の重要性がもっと見直されてもいいかも知れないですね。
    こちらこそ、まろさんのブログからは色々勉強させて頂いていて、感謝しています。

  2. 武者修行中 より:

    まろさんが立候補したら必ず一票投じさせていただきますよ^^
    英語教育に関しては(まろさん好みではないかもしれませんが)
    http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51554830.html#comments
    この記事については根拠がないものの、多少は賛同できる部分はあります。
    確かに先進国の中で何故に日本人だけがこんなに英語を話せないのか。
    話せるようになったとしても、いわゆるジャパニーズ英語になってしまうのか?というのは確かに疑問でした。
    VやWを含む単語の発音が日本語にないというのは理由としてあると思いますが、文構成の基礎ではなくリスティングなどを重視する教育方法次第で、多少なりとも日常会話程度のレベルまではいくような気はします。
    これが本当に官僚主導の教育方針であれば大したものですね。
    こういったことを踏まえて、脱官僚を目指す民主党が日本をどのように変えていくか?というのには非常に注目しています。
    日本国の寿命を長く太くするか、短くするか。
    延命をしているだけの自民党よりは面白そうですけど、それなりのリスクも伴いますね^^

  3. まろ@管理人 より:

    武者修行中さん、お久しぶりです。
    たしかに陰謀論はキライです(笑)
    日本人は考え方変えるだけで英語話せると思います。品質重視の文化から、なんか完璧じゃないと話したくない、って心のブレーキが一番の障害かな。あと島国っていうのもあって、一般民が英語学んでも使う機会がほとんどない地理的な問題。
    そんなわけで、私は教育に問題はないと思います。
    きっと民主党政権誕生、でしょうね。細川総理の頃、どんな感じだったのか振り返っておく必要もあるかな。
    babooconさん
    私は日本語の理解が深まるにつれて、英語も分かり始めた、って流れだったこともあり、こんな発想が出てくるのですが、英語ができる方ってどんな感じなんでしょう??

  4. 僕は中学、高校時代から英語もそこそこ得意でしたけれど、飛躍的に伸びたと感じたのは大学時代にハリー・ポッターの原書を読んでみようとチャレンジして、読破出来てからのような気がしています。
    自発的に好きなことをしていたから上達が早かったのかなあ、と思っています。
    僕も昔から読書は好きでしたから、日本語の基礎がある程度しっかりしているというのは、日本人で英語が上達するための要因の一つかも知れませんね。

  5. まろ@管理人 より:

    実は私もハリー・ポッターの原書を手に取ってたんですが…、面白いと思えなくて50ページくらいでやめちゃった。そうか、もしあれが好みにあった洋書(推理小説とか)だったら、人生が変わっていたのかもしれない。
    って今から推理小説を英語で読めばいいじゃん♪

  6. Chat, Skype, Blogの時代ですので 英語翻訳を期待せずに Real Timeで情報交換できることが好ましいですね。 システムを変えていく必要があります、詳細 AmazonのReviewに書き込みましたのでURLご参照下さいね。
    Innovationについて ご参考まで。
    http://knol.google.com/k/eiji-aj-hagiwara/management-of-innovation-moi-leading/2cg2xof6ancr8/4#
    http://betterworldpilot.blogspot.com/