レックスHDのMBO事件、株価決定したのでメモ書き

裁判所で株価を争う事件。趣味で一生追いかけてしまいそうな案件の1つ。
レックスHDは傘下に牛角、成城石井、ampmなどを持つ持ち株会社。
昔は上場しててね、MBOで上場廃止になったんだ。
その時のTOB価格23万円に安すぎる!と一部株主が怒って裁判に。
そして最高裁で正しい株価(公正な価格)は33万8千円って結論が出た。
判決で気になったトコをメモっておこう。

MBOにおける取得価格決定は1.と2.の合算で算定。
1.MBOが行われなかったならば株主が享受し得る価値
2.MBOの実施によって増大が期待される価値のうち株主が亨受してしかるべき部分

経済産業省・企業価値研究会のMBO報告書が重視された。
キーワードは「強圧的な効果」。
経済産業省・研究会の報告書って意外と重要なんだ。全然知らなかった。

でも株価の算定基準として、MBO前の6ヵ月平均株価を使ったのはどうかな?
業績下方修正をして株価が下がったところでMBOの発表。
うーん。何はともあれ、このTOB価格はあり得なかった、ってことだね。

※日経新聞08/10/27より(東京高裁の価格決定当時の記事より)