プレミアム戦略とタタモーターズのナノ

昨日のお茶の香りを引き継ぎつつ、今日の覚書き。
 → 昨日の記事「日本茶の飲み方の変遷から何を見る?

最近、遠藤功 「プレミアム戦略」って本も読んだけどイマイチ???
成熟・飽和の時代で消費者がこれまでと違う豊かさを求めてるから、
差別化戦略の一つとしてのキーワードが「プレミアム」と説き、
プレミアム戦略における絶対はずしてはいけない8つの原則として、
 1.「作り手の主観」こそがプレミアムの命
 2.常に「モダン」であり続けること 3.派手な広告・宣伝はしない
 4.飢餓感・枯渇感を醸成する 5.安易な拡張は行わない 6.販路を絞り込む
 7.細部にこだわる 8.グローバルを目指す
なんてのを掲げているけど…。どうもお茶とイメージが重なる。

年明けすぐに、タタモーターズが1台10万ルピー(28万円くらい)
の爆安乗用車「ナノ」を発表した。今年9月にも発売するらしい。
 BusinessWeek「タタ、世界最安車を初公開」(08/01/10)
スズキのアルトとざっくり比較してみると、

値段排気量出力燃費
タタ・ナノ28万円623cc33馬力約21km/l
スズキ・アルト65万円658cc54馬力24.5km/l
ってな感じ。
値段よりも驚いたのが、コスト削減のため助手席のサイドミラーを省いたトコ。
安全性よりも安さが、新興国の移動手段に革命を起こす、ってことかな。
高付加価値がウリの日本のメーカーは、タタの大胆さについてけるか?