意味なき上場企業は退場せよ

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三洋電機も粉飾決算をしていたらしく…。
おいおい、粉飾してあの惨状かよ!課徴金払えるのか?!
とイジワルなツッコミを入れたくなってしまう。

私の予想では、今後もたんまりこの手の会社が出てくるんじゃないかと。
上場企業は増加しているけれど、監査法人の能力には限界がある。
公認会計士の合格者を増やしたところで、優秀な人の数が増えるわけじゃない。
また、社内の経理にしてみたって同じ。
上場企業の業務に耐えられるような優秀な人が山ほどいるわけじゃない。

新興市場を中心に昔よりも上場しやすくなったせいか、
なんじゃこりゃ?という新規上場企業もゴロゴロしている。
こうした企業のせいで、監査や経理の力が分散されているなら迷惑な話だ。
よく言われてるように、団塊世代の退職や少子化の影響で、人手不足も予想される。
今後は上場している意味のない会社には、市場から退場してもらい、
また同時に新規上場のハードルをもっと高くしないと、
日本市場の信頼性を保つのは難しいかもしれないな~、となんとなく思う。

でも、バーンスタインの「豊かさの誕生」を読まれた方はお気づきのよう、
新しいアイデア・技術を現実のものにするには、資本市場のバックアップが不可欠。
今後の地球を考えると、環境技術で頑張る企業が資金調達しやすい方がいいよね。
もちろん、信頼性のある市場環境がなければ、投資家はお金ださないけど…。

コメント

  1. かよちゃん より:

    まろさん、こんにちは。日興はまろさんの予想通りシティーの傘下に入ることになりましたね。三洋電機はどうなの。課徴金を払うだけでお咎めなし?2代目か3代目かわからない、おそらく安倍総理のようなボンボン経営者と家庭教師のようなともよさんは、そのまんま続投なんでしょうか?
    カネボウの粉飾とどう違うのか。全くわからない。
    でも、こういうボロ株ほど、魅力的に映ってしまう小額投資家なんですが、う~ん、虎穴に入らずんば虎子を得ず・・なのか、君子危うきには近寄らずなのか・・・
    テキトー会計士さんが多すぎて、投資家より凍死家増やしてどうすんの?てところですよね。
    いっそう、米国みたいにもっと簡単な試験にすればいいのに。とにかく、医者の国家試験は世界でも簡単。なのに、弁護士、公認会計士の試験はむちゃくちゃ難しい。アメリカ基準がいいなら、米国公認会計士の試験並に、せめて記述式を取りやめたら?
    会計士さんも増えるし。いやいや、会計士さん増やしたところで、やっぱりnoと言えない会計士さんが増えるだけだしね~。
    「出る釘は打たれる」風習から変えないとだめなんだろうね~。明確で公正なシステムが無い限り、日本の株式市場はブリックスといっしょだね。謎のブラックボックスは外人からおもちゃにされて捨てられるだけだね・・・

  2. まろ@管理人 より:

    会計士試験は簡単にして、性格検査や面接で正義感の強い人を優先的に、
    正式な会計士にって感じの制度にするのはどうですかね?
    それだったら私もなれる自信あります(笑)
    でも、自由に投資できなくなっちゃうからイヤだな。

  3. ダモ より:

    「監査法人」ってドラマ、今NHKでやってます。ウチの妹の夫が今月から勤め始めたところが全面協力で撮影したらしいです。私は、会計士になったっていうから(野○総研⇒み○ほ⇒会計士)、そこいらの町医者、町工場、町会計事務所に入ったのかと思っていたら、そんな大規模なところに・・ってちょっとびっくり。今は、一切金融商品が買えなくなったそうです。(買うとクビどころか逮捕だそう)

  4. まろ@管理人 より:

    こんな古い記事、どうやって見つけたのですか?書いた本人、すっかり忘れ取ります。。。
    君は会計士向きだから試験を受けろ、と進められたことがありましたが、趣味が1つ取られちゃうから、やっぱりやめといてよかった。