ポートフォリオに不動産を忘れずに

今週の週刊誌の表題。
東洋経済は「マンション狂騒!」、ダイヤモンドは「マンション底値買い」。
みんなが「値下がりしないマンションが欲しい!」と望んでいるからこそ、
こういう特集が組まれるのだろう。

しかし、不思議なことに資産運用の話になり、
資産ポートフォリオのドーナツ図に、不動産が登場することがまずない

多くの人が不動産に値動きがある資産であることを認識しているのに…。

よく日本人はリスク資産の保有高が少ない、株式投資に目を向けろ!
資産運用に目覚めよ!、というような議論がされるが、
あれはポートフォリオの中の不動産を見落としたがために、出てくる馬鹿げた話。
住宅ローンで買った家は、よく考えれば信用取引で株を買うのと本質的に同じこと。
日本人の株式保有率が低いのは、ローン付きの家という極めてハイリスクの資産が、
ポートフォリオに組み込まれているから
だよ。

だから私は、利息数%の住宅ローンを抱えた人が株式投資で資産運用、
なんて話を聞くと、はぁ?と首をかしげちゃう。
お金が余ってるなら、繰上返済してすれば、ノーリスクじゃない。