アサヒビールの単体決算書、売上原価に酒税があっておもしろい、と以前書いた。
競合のキリンはというと、前期から持ち株会社になり、酒税データが不明。
真の売上利益率を知るためには、酒税の金額が不可欠なのに…。
キリンよりアサヒの方が情報開示に積極的なんだ、と思っていたら間違えだった。
売上原価に含まれる酒税額についていえば、
アサヒは単体しか開示していないが、キリンは連結まで完全公開。
キリンの連結酒税額データのありかは、
IR・投資家情報 → アニュアルレポート → データブックの7ページ
これをもとに酒税抜きの真の利益率を算出すると、
※おまけ
この表を作ってて気がついたんだけど、
データブック7ページの「売上総利益/純売上高(%)」の計算が間違ってる。
酒税を差し引く前の売上高で割ってるぞ。これは会社に教えてあげよう。
コメント
純売上高っていうのは酒税を除いた金額ですね?データブックの計算を間違えるなんて、一流企業のIRでもあるんですね。
お宝発見♪的な喜びがありました(笑)
IR室へメールして、はたして何日で修正されるのか。こんなところからもキリンの実力が分かりそうなので楽しみです。