信用売りに慣れてきた-3年半の実験をまとめてみる

2006年4月から信用売りをはじめた。
というと、とっても儲かっていそうだけど、そうでもない。
2007年12月に上海ETFの信用売りが解禁されたおかげでようやくプラスに。
そして今年の利益が、暴落した昨年の利益を超えたから「慣れた」宣言してみたの。

銘柄選定の基本は決算書。
私にとって決算書とは、企業価値や企業の将来像を描くものではなく、
近い将来、火種となることが予想される会計処理などを見つけるもの。

そういう見方をすると、決算書は株価上昇よりも株価下落の手かがりになる。

具体的な利用方法は、、、
その1
現物で株を買った時は、短期的に相場全体の下落が予想できても売らない人だから、
同業で決算書に疑問がある会社を売り持ちしておく、って使い方がメイン。

その2
個人投資家の人気銘柄、と称されることがある企業の株価の不思議な動き。
決算発表した際、表面上は利益が出ていると、直後は株価が上昇するが、
その後徐々に値下がりする傾向があるようで、そこをいただくこともできた。
損益計算書は○、キャッシュフロー計算書は×、という会社にこの手が多い。
(個人投資家は利益しか見ていない方が、まだまだ多いのではないだろうか…)

その3
証券会社による、格付けの引上げ引下げ、目標株価の上下に対して逆張りする。
これは現物買いで以前からやっていたので、逆バージョンも楽しんだ。
格付けや目標株価の存在は、市場に非効率をもたらす大切なもの(笑)

おまけ
貸借倍率(=信用買い残÷信用売り残)が1未満の会社を信用売りすると、
うまくいかないことが多く、成功しても時間がかかる傾向あり。
信用売り残が買い残より多い=将来の値下がりを予想する投資家の方が多い
のはずなんだけど、株価は逆に動くことが多いような?