回帰分析でトヨタの決算を遊ぶ

トヨタ自動車の営業赤字が気になって、決算要旨を眺めていてもピンとこない。
創業者一族が社長に就任するから、日産みたいに会計処理いじったんじゃない?
という疑問もあるけど、そのあたりは有価証券報告書待ちかな。
とりあえず今日、統計の授業で回帰分析を習ったから、エクセルで遊んでみた。

2000年3月期から2010年3月期の会社予想のデータを使って、
X軸を売上高、Y軸を営業費用として回帰分析で遊んでみる。(→使用データも公開中)

まず散布図を作ってみたらこんな感じ。
toyotasanp
赤色にしたのが2009年3月期と2010年3月期の決算予想のデータ。
これだけでも、2008年3月期以前と比較して営業利益率悪化が見てとれる。
"y=0.891x+8566.3" って回帰直線なる物体で、今回利用した9このデータから、
売上高xと営業費用yの関係を、一次方程式で表すとだいたいこんな感じという式。
グラフ上で系列を選択して右クリック→「近似曲線の追加」を押すと自動表示。

売上x=0の時、営業経費y=8566.3億円。これ固定費。
また売上x=1億円増える事に、営業経費yは8910万円増加。これ変動費。
Excelってホント便利なもんだ♪と超感心してしまう。

Excel にはもっとスペシャルな分析ツールが用意されていて、
スタートメニュー→Excelのオプション→アドイン→設定→分析ツールをチェック。
データタブの分析→データ分析→回帰分析でY範囲、X範囲を入れてOK。
そうすると概要以下の分析データがドドドと登場する。→詳細はこれを見てね
今回の方程式に欲しいのはピンク色に塗った部分だよ。

ちなみに2000年3月期~2008年3月期までのデータで方程式を求めると、
"y=0.8857x+5512.1"だった。
これだけ比較しても、固定費・変動費ともに悪化しているってことだ。
固定費はサブプライム以前の設備投資、変動費は原材料高が影響したのかな。

さらにy=xの時が損益分岐点になるから、それぞれの損益分岐点売上高は、
 ~2010年3月期 7兆8,589億円
 ~2008年3月期 4兆8,224億円