人口問題についてあれこれ

この記事は約1分で読めます。

「人口が減退している時期は次の文明への準備期間」(by 鬼頭宏 上智大教授)
じゃあ次はどんな時代が来るのかな?日本人は結婚へのこだわりがなくなる?
ヨーロッパNo.1.の出生率を誇るフランスの新生児の半数は非嫡出子。
日本より婚姻率が低い国々が、日本より出生率が高かったりする。
平成17年度生活白書 P64
合計特殊出生率 – OECD加盟国ランキング

人口増加が見込まれる国が経済面でも有望、って新興国が注目されたりするけど、
出生率が高ければ、それだけで無条件に万々歳ともいかない。
世界各国の所得水準と出生率との相関
栄養不足の母親から生まれてきた体重の軽い新生児は、
生まれつき成人病リスクを抱えていたり(by サウザンプトン大学バーカー教授)、
教育や将来の所得にも影響する、と唱える学者もいたりするらしい。
つまり、若年層の貧困や女性差別(特に教育面で)などが絡んだ高出生率の国は、
豊かな将来を担う国民が増えている訳ではない。むしろ、貧困スパイラルの状態。

そういえば、出生率 × 平均寿命 = 配分率 × 生活資源なんて話もあった。
なんとなく21世紀は人類の人口が減少する世紀のような気もするんだよなぁ…。

※関連記事: 「適者生存は人類にも当てはまるか」(by Blog:株式十八番!)

コメント